2024年04月23日(火)08:27 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2423 年内日取り 二年ほど前にガラケーからスマホに乗り換えた。それと同時に手帳に予定を書き入れるのをやめ、スマホのカレンダーに記入するようにした。 このアプリはなかなか便利で、月単位の予定表から一日の時間単位の予定までが書き込める。数年前に温泉巡りをやめたので、カレンダーはスカスカで、あまり予定が入っていない。それでも、半年ごとの自動車の点検や半年先の眼科検診の予定などがポツポツと書き込まれている。 年…
2024年04月22日(月)07:38 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2422 オーナーの古巣 私の知り合いにコンビニのオーナーさんがいる。ときどき期限切れ間近の売れ残り商品を持ってきてくれる。我が家としては大助かり。そのオーナーさんの故郷は山口県とか。 「オーナーの古巣は山口県か」 山口県に温泉はそれほど多くはないと思うが、「温泉マニアクラブ」のみんなと二回ほど湯巡り旅に行ったことがある。長門湯本温泉、湯田温泉、そしてマイナーなところでは柚木慈生温泉などに行った。 私はもう…
2024年04月19日(金)09:05 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2421 レンゲ?そう 数年前までは「温泉マニアクラブ」の仲間たちと日本全国の温泉巡りを楽しんでいた。彼らとの旅ではラーメン屋で昼食をとることがよくあった。私はラーメンの汁も残さずに飲み干すタイプなので、中華風のスプーンが欲しくなる。 「アレが欲しいんだけど。何て言ったかな。メレンゲ」 「メレンゲは違うでしょ。メレンゲは卵の白身を泡立てたやつ。レンゲでしょ?」 「うん、レンゲ?そう、だったかな」 なん…
2024年04月18日(木)08:38 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2420 地味な着せ替え プロ・ゴルファーはかなり派手な服装でプレーしている人が多い。スターなんだから、当然だね。私なんかは奥ゆかしい人間だから、地味な着替えしか持っていない。下手っぴな人間が服装だけ目立っても、馬鹿みたいだもんね。 ちょうど温泉巡りをしていた頃でもあり、趣味のジャンルからしても、あまり目立たないほうが無難に思えたので、地味なポロシャツばかりを購入していた。 ゴルフにもそんな地味な服装に着替えて…
2024年04月17日(水)17:05 会員以外にも公開 由紀 こんな酷い男がいるなんて信じられない 遠縁にAさんとう女性がいます。 彼女は法政大学卒で、あるサークルに入っていてサークル活動を通して早稲田の学生と交流していた。数人のメンバーでアメリカに旅行したそう。 早稲田のH(仁美さん)がボーイ・フレンという男性を皆んに紹介した。 それが乙武洋匡氏でした。 乙武氏は一つ年上。後に結婚したからフィアンセでしょうか?問題は彼は、「先天性四肢欠陥」という難病で五体不満足者です。移動は車椅子。 …
2024年04月16日(火)08:29 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2419 擬音効果 ザ・カスケーズの「悲しき雨音」は一世を風靡した大ヒット曲。冒頭とエンディングに雷鳴と雨音が効果的に使われていた。自然の雷鳴や雨音の録音音源を使用したのかもしれないが、よく似た擬音を使っていたのかもしれない。 たとえば、海辺の波音に似せた音を出すのには行李に乾燥小豆を入れて、それを傾けることにより、ザーッ、という音を作り出すのだという。まさに擬音効果。 温泉でもわざわざ高所からお湯を落と…
2024年04月12日(金)06:55 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2418 当家のスゲー育ママに 我が家の子供たちにはこれといった教育はしてこなかった。小学校の時に近所のそろばん教室に通わせたけれど、学習塾、音楽教室、水泳教室なんかには通わせなかった。 その反動なのかどうか、長男は三歳の一人息子にいろいろな経験をさせているようだ。長男の嫁がLINEで孫の動画を頻繁に送ってくる。水族館や博物館の見学の様子や体操教室の模様とかをね。 長男の嫁は教育ママだね。どうやら当家のスゲー育ママに…
2024年04月09日(火)08:44 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2417 ハゲに泣いている あー、剛毛の人がうらやましい。毛はふさふさ、ハゲにもなりにくい。私なんか、子供の頃から細い軟毛で、将来ハゲになるのは容易に予測できた。その予測どおりに四十代から前頭部がハゲ上がってきた。やがて頭頂部の毛も少なくなってきた。なんとかハゲの進行を防止しようと、いろいろと索を講じてきた。頭皮に少し過度なくらいの刺激を与えるようにもした。仲間たちと頻繁に温泉巡りをしていた頃はどーにか進行が抑止されてい…
2024年04月08日(月)08:56 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2416 いい仲のバース 昔、阪神タイガースにランディー・バースという外人選手がいた。一九八五年に巨人の槇原投手からバース、掛布、岡田の三選手が連続してバックスクリーンへホームランを叩き込んだのが歴史に残る出来事だった。この年、バース選手は三冠王を獲得した。掛布選手と岡田選手にとってバース選手は仲の良い友人だったのかな。 「いい仲のバース」 なーんちゃって。「温泉マニアクラブ」の仲間には巨人ファンが多く、阪神フ…
2024年04月07日(日)18:23 会員以外にも公開 由紀 日本蔑視の世界経済フォーラム 世界経済フォーラム」とかいう団体が各国のジェンダー・ギャップ、つまり男女の平等性の比較をして、日本は146国の中で125位と算定して発表しました。 何を言いたいのか、日本では男女が不平等だと言ってるいるのですね。完全に内政干渉だと思います。 具体的には女性の議員をもっと増やせ、企業は女性の役員・管理職を増やせといってることになります。 これは静岡県知事が辞職に追い込まれた職業差別と同じじゃ…
2024年04月06日(土)02:21 会員以外にも公開 夢乃咲道 どうでも良い春の話 北国人とそれ以外の地方の人。 そんな括り方が正しいのか分からないけど 春への想いは同じなんだろうか? それともそこに違いはあるんだろうか? ”いつで冬が終わるんだろう?” そう思う人。 ”いつから春になるんだろう?” そう思う人。 どうでも良い話かも知れないけど ふと、そんな事を考えた。 同じ事を思っていて ただ表現が違うだけなんだけど そこにはやはり気持ちの差はあるのかも知…
2024年04月05日(金)08:28 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2415 あくまでカニ食い 温泉大好き仲間たちと真冬に山陰地方の温泉巡りをしたことがある。山陰名物のカニを食べたいとかで、温泉は二の次だった。あくまでカニ食いが主目的だった。 温泉宿の夕食には食べきれないほどのカニ料理が出たが、仲間の女性は一人だけカニ足を追加注文した。生タラバガニの足三本で一万円。 「スゲー!」 彼女はとても美味しそうに食べていた。好きなものに金に糸目はつけない。いいよなー、そんなに好きなも…
2024年04月04日(木)08:04 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2460 東京サンシャインっぽい 以前は海外出張や台湾の温泉巡りのために、パスポートを取得する必要があった。それで、たまに東京サンシャイン・シティーまで出かけた。方向音痴ゆえ、有名なサンシャイン・ビルがどこにあるのかもわからず、キョロキョロと辺りを見回す。 「オー、あれが東京サンシャインっぽいね」 かくして、何度かパスポートを取得した。 近年は老々介護という事情により、海外旅行どころか、趣味の温泉巡り、オールディー…
2024年04月03日(水)16:50 会員以外にも公開 由紀 入社式の思いで 4月1日は各社では入社式が盛大に行われていました。 私の時は、私は中途作用だからたった4人の寂しい式でした。 でも中身は忘れられないものだったのです。 確か人事関係の役員が式辞で,企業の果たす役割なんかを細かく述べて私達の気を引き締めてくれました。 最後の訓示は事業部長直々で私達4人は緊張して拝聴しました。 事業部長はソフト部門の担当役員です。 静岡県のあるケーブルカーでの事故の…
2024年04月02日(火)09:00 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2413 まー、持ってあげたい 「温泉マニアクラブ」会員の半分は女性だった。それも古希を過ぎたお婆ちゃんが多かった。重そうな荷物を担いでお婆ちゃんがヨタヨタしている姿を見ると、つい持ってあげたくなった。だけど、誰か一人の荷物を持ってあげたりすると、 「あれ?私の荷物は持ってくれないの?」 なんてーことを言われかねない。だから、まー、持ってあげたいのは山々なれど、実際に持ってあげたことはあまりない。この会の女性たちは独…
2024年04月01日(月)10:02 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2412 悲しい鮭(しゃけ) 私が以前よく利用していたのはチョー格安の温泉バス・ツアー。 「この値段で文句を言っちゃー、罰が当たるよ」 なんて思いつつも文句が出ちゃう。夕食も腹いっぱいになるほど、おかずの品数があるわけじゃーなし。朝飯だって生卵に梅干しだけ、みたいな感じのこともあれば、焼き塩鮭がついている場合でも、その鮭たるや、鮒の切り身じゃーないかと思うくらいに痩せ細って、薄っぺら。これが大皿にチョコンと乗って出…
2024年03月29日(金)09:43 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2411 チョー、あ、甘ぇー 酒に弱い人には甘党が多い。私もご多聞にもれず、甘党。だけど、あんこはあまり好きじゃない。どちらかと言うと、洋菓子のほうが好き。 和菓子で好きなのはかりんとう。中でも、しっとりとした鬼かりんとうが好き。一口かじると、 「オー、チョー、あ、甘ぇー」 なーんて、感嘆の声を上げてしまう。温泉関連の駄洒落エッセイを書きながら、鬼かりんとうを食べていると、いつの間にか一袋全部食べてしまうことも…
2024年03月26日(火)09:59 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2410 やー、名古屋の友、シビア 格安ツアーに名古屋の三蔵温泉が登場した。初めて聞く名前の温泉だったので、すぐに申し込んだ。そのツアーではまず長良川温泉に泊まった。そこの露天風呂で知り合った名古屋在住の温泉大好きのおっさんと話をした。 「名古屋市内のシティー・ホテルにある三蔵温泉って、知ってます?」 「三蔵温泉?知らないなー。そんな温泉あったの。街中の温泉じゃー、たいしたもんじゃないね」 だって。やー、名古屋の友、…
2024年03月25日(月)08:50 会員以外にも公開 熱川健三 温泉語物 No.2409 くじなしの品 私が還暦まで勤務した小さな会社の忘年会で恒例となっていた目玉行事がビンゴ・ゲーム。一番早く上がった人は、一番、最初にくじ引きをする権利が与えられる。 「なんだよ、それじゃー、ビンゴ・ゲームの意味ねーじゃん。最初からくじ引きだけすりゃー、いーじゃん」 酔っ払って、頭の回転が鈍くなっている俺にだって、そのくらいのことはわかる。あるいはくじなしの品を純粋にビンゴ・ゲームだけで取り合うべきだろ…