「枇杷の花」の日記一覧

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枇杷の花

俳句歳時記には次の説明がある。冬十二月 枇杷の花は、やや黄色みを帯びた白色五弁で花軸に固まって咲く。目立たない淋しい花である。枇杷の実は夏の季題であるが、花は冬の季題である。 次はこの花をよく表現している句である。 「枇杷の花見頃の無くて盛りなる。」

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2月15日(火)

2月15日 さつま読売文芸  さつま読売文芸 俳句    渕脇 護 選     一センチに躓く脚よ枇杷の花     霧島 久永のり尾 (評)季語は「枇杷の花」で冬。「立てばよろよろ、座れば立てず、歩く姿はペンギンさん」などと揶揄され、気はつけていても一センチの段差に躓いてひやり。分かりやすい言葉で老境の悲哀を言い得ている。 独り言土に返して畦を塗る      霧島 秋野 三歩 見るからにやつれ…

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枇杷の花

枇杷はバラ科の常緑高木。十一~十二月、枝先に円錐花序を成して、白色五弁の花を多数開き、芳香を放つ。中軸・花柄・咢片ともに淡褐色の絨毛に包まれた、目立たない花である。 枇杷の花の季語は冬である。枇杷の実は夏である。 近所で枇杷を植えたのか、自生したのかわからない枇杷の木がある。開花時は殆んど気付かない。実がなっているときも積極的に摘果している様子はない。しかし、シーズンが終わり、落下した実と、枯…

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大寒を選びて枇杷の花の咲く!

滅法暖かな大寒となりました 今期まだ一度も雪を見ていませんがこんな冬は珍しいです 庭の一角にある枇杷に花が咲いています 常緑の葉に隠れてあまり目立ちませんが近づいてよく よく見れば五弁の白い可愛い花です 茎から苞に至るまでびっしりと繊毛が付き寒さを防いで います それにしてもなぜこの寒い季節を選んで開花するのでしょうね そして鼻を近づけるとほんのりと甘い香りがします これで虫たちを呼…

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『 独りなれば観音吾を抱き給う 独りに在らずば現れるなし 』瘋癲老仁妄歌hrz1903

★ ゜・。・。★ 瘋癲老仁妄歌 ★ 。・。・゜ ★ ★ 瘋癲老仁妄歌hrz1903 ――♪♪♪―――――――――――――♪♪♪―― 独りなれば観音吾を抱き給う 独りに在らずば現れるなし ――♪♪♪―――――――――――――♪♪♪――  日常の中でも、今では、紫風観音さんが、現れてくれるようになりました。  紫風観音が、  求めると、空にも、  川面にも、  部屋の隅に…

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『 余命には余命の初心霜の草 』物真似575冬zrm1605

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 物真似575冬zrm16 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 物真似575冬zrm1605 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪――       余命には余命の初心霜の草 ――♪♪♪♪―――――――――――――♪♪♪♪―― 01 古里に慈愛は失せず枇杷の花 02 石蕗の花心ふるふる寛ぎぬ 03 時惜しむ時雨の旅の切なさよ…