手探り余燼探訪 変革の予感
お正月より、能登の地震があり、羽田では痛ましい航空機事故がありました。 地政学的な変化は地球人である以上やむを得ませんが、社会と文化は否応なくこれに影響されます。 振り返れば政治資金の不正活用等、国民の認識の程度や良識の行方がしんぱいですが、戦後80年近く、戦争もなく飢えもなく日本人は曲がりなりにも安穏な時代を築いてきた事も 確かな事実です。 これは我々の潜在的な資質として持つ精神…
お正月より、能登の地震があり、羽田では痛ましい航空機事故がありました。 地政学的な変化は地球人である以上やむを得ませんが、社会と文化は否応なくこれに影響されます。 振り返れば政治資金の不正活用等、国民の認識の程度や良識の行方がしんぱいですが、戦後80年近く、戦争もなく飢えもなく日本人は曲がりなりにも安穏な時代を築いてきた事も 確かな事実です。 これは我々の潜在的な資質として持つ精神…
去年傘寿となりましたが、あれこれ思う事はまだありますが 振り返れば 半年の間日記も何も書いていません。 認知症予防には何としても、筆まめが大切と、あの九十一歳 樋口恵子女子もおっしゃっています。 ついつい終活、終活と、整理ばかりに心が急いて結局 何もできてないのが現状です。 何とか、俳句とお絵かき支援ボラは継続できてますが、定期的な展示会も昨年で終了のやむなきに至りました。 シルバ…
今月、吉野ケ里遺跡で弥生時代後期とおぼしき石棺墓の調査があり、すわ邪馬台国の九州説が有力か?とニュース番組の話題になりましたが結局この墓石からは何も出てこず、卑弥呼と邪馬台国の所在は又もや、北九州か畿内大和地方かの論争に決着が付くことは無い元の状態となりました。 小生の古代史の私考私擬の最後として、現在まで歴史家、学者及び作家の諸氏の、数々提唱されたものが何の決着にも至ることが出来ないのは…
フィリップ・マティザックの「古代ギリシア人の24時間-よみがえる栄光のアテネ-」を読了した。著者はオックスフォード大学で博士号を取得した、古代史を専攻する著名な歴史学者である。本書はソクラテス、プラトン等の有名な実在人物や、名もなき庶民24名の目を通し、古代ギリシアのリアルな日常を描いたものである。 なお、同様な企画の作品にアルベルト・アンジェラの「古代ローマ人の24時間-よみがえる帝都ロ…