都忘れ青磁の壷に生けており
石垣の途切れしところ木瓜の花 松崎鉄之介 木瓜一輪師の挿す壺におさまれり 小滝奈津江 木瓜の花戦火に追はれし日の記憶 鎌倉喜久恵 草木瓜の緋色際立つ野川べり 壇原さち子 木瓜咲いて遥かな記憶蘇る アロマ 通学路一軒置きに木瓜咲かす 松崎鉄之介 夕焼けの雲見る心地更紗木瓜 斉藤裕子 草木瓜の花にひととき昼の雨 藤井美晴 木瓜の花頼…
石垣の途切れしところ木瓜の花 松崎鉄之介 木瓜一輪師の挿す壺におさまれり 小滝奈津江 木瓜の花戦火に追はれし日の記憶 鎌倉喜久恵 草木瓜の緋色際立つ野川べり 壇原さち子 木瓜咲いて遥かな記憶蘇る アロマ 通学路一軒置きに木瓜咲かす 松崎鉄之介 夕焼けの雲見る心地更紗木瓜 斉藤裕子 草木瓜の花にひととき昼の雨 藤井美晴 木瓜の花頼…
さきがけのくれない一つ 木瓜の花 伊丹三樹彦 新学期道べりに咲く朱い木瓜 アロマ 木瓜紅く田舎の午後のつづくなる 橋本多佳子 更紗木瓜解けば風あり植木市 水原秋櫻子 殉教 憂ふれば鳩尾痛し木瓜の雨 鈴木真砂女 居待月 早咲きの木瓜の薄色蔵開き 鈴木真砂女 夕螢 授業で木瓜の花季語選ばれて アロマ つれづれに夕餉待たるる木瓜の花 日野草城 母を訪ふ…