
趣味でつながる、仲間ができる、大人世代のSNS、趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)
春風に藤棚の花舞い踊る アロマ 式終へし子等春風へ放たれぬ 山田禮子 計画に添へば春風おのづから 稲畑汀子 春風を従え花園迷宮へ アロマ 竹の春風もきららに流れけり 斉藤利雄 春風が押しゆくごとし乳母車 林翔 春風につられ歩けば膝笑ふ 岡部三和江 春風が運んでくれし便りかな 宮倉浅子 春風の香りに浸る午後三時 アロマ 春風…
早期退職して時間に余裕がとれるのでいろいろなことをやって時間を浪費しています 株のチャート分析の合間にコロナ感染者数をチャートで表してみたらどうなるか検討してみました チャートとは端的に言えば株の値動きのグラフです チャートには 日足 週足 月足 とあり、日々の動きや週ごと、さらには毎月の動きを分析することができます コロナの感染者数を株の値動きのようにチャートを起こしてみたら・・・・・ も…
花冷え 雨がやんで心地よい冷え 空気は澄んで潤いがある 清々しい午後の薄曇り ご飯を仕掛けて炊き始める 録画の冒頭をつらつら見るが気乗りせず ネットを始める 気温は10度とある 懐 古 何故かいろいろと 昔の事が思われる まだ十代の頃 父母と一緒に暮らしていた風景など 日々の生活の何気ない言葉なども浮かぶ ガラス戸越しに…
雪柳しだれて風に逆らはず 川崎雅子 雪柳咲き乱れて今朝の色 アロマ 路地奥の昼を灯して雪柳 高橋泰子 雪柳大川端に芭蕉の句 浦川哲子 たわみつつ風に弾ける雪柳 久世孝雄 花冷えの木目正しく光る床 高田令子 夜の雷去り花冷えのつのりたる 飛高隆夫 花冷の商店街に早くも灯 辻由加 蒼味たる花冷えの時期雪柳 アロマ 花冷や小暗…
菜の花や保育園児の昼寝時 布村松景 菜の花や河にかかりし貨車の音 柴田佐知子 菜の花をなびかせ快速中央線 井上石動 菜の花より豆粒ほどの子の列よ 福永尚子 菜の花を牡蛎と炒めて夕食に アロマ 菜の花や歩いて若さとり戻し 田所節子 大利根の流れ悠々揚雲雀 本藤みつ 声止むと思ひし一瞬雲雀落つ 岡淑子 囀りの独り鳴きする落雲雀 齋…
菜の花や子牛人恋ふ夕まぐれ 川合八重子 闌けたるを菜の花和えに老の昼 岩木眞澄 菜の花のお浸し美味し夕餉かな アロマ 菜の花やいつかは点となる記憶 瀬尾千鶴枝 菜の花やソネツトなんぞ諳じて 瀬川公馨 籠に摘む菜の花生けて応接間 アロマ 菜の花や話上手のバスガイド 菊地崇之 菜の花の香りに咽せる浜離宮 斉藤裕子 菜の花の潮満ちて来る…
オムレツのゆれて置かるる花曇 蘭定かず子 眠くなる薄いグレーの花曇り アロマ 山鳩の日がな鳴きつぐ花曇 木村梨花 花曇もと来た道を戻りけり 木村傘休 花曇り猫の予報は午後雨に 松井洋子 花曇りパステルの色合いになる アロマ 風ありて天の半分花曇 岩下芳子 金貨のやうなつり銭が出る花曇 瀧春一 湾なりに列車過ぎゆく花曇 泉本浩子 …
夢心地 その昔 桜の下でお昼寝をした 桜の美しい公園の木の下に茣蓙を敷き 各家庭がそれぞれに横になって 花を見上げるなり 目を閉じるなりして 茣蓙の上に微睡んでいた あの年の桜は ことに美しかったと記憶している 桜の花のあわいに水色の空が透けて見えた 心地よい春の日差しに温められつつ 皆幸せだった 中一で十二歳の春だったと思う 桜の名所は なだら…