「文学」の日記一覧

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文学について 世界の詩人たち

さて、文学はイギリスの詩人たちキーツ、バイロン、シェリーなど、かつては評価しなかったが、今はその言葉の優雅さを理解できるようになった。小説は若い女性作家のものを読み”人のセックスを笑うな”、“JR上野駅公園口”を読んでみた。文学評価が変わってきて、言葉の使い方が気になった。 詩は結局、心模様の表現ではないかと考えた。 私にとって、詩の世界に遊ぶことは人生の意味を考える良いツールとなった。 詩の…

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☆文学の鬼と呼ばれた奇才が眠る記念碑【宇野浩二文学碑】

大正から昭和初期に活躍した作家だが恥ずかしながら私は無知だった 児童公園(中大江公園)の片隅に人知れず設置されてあった マップにあるスポットは全て記録が基本方針後々思い出に化ける ◎大阪市内「天満橋駅」から南に徒歩10分

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☆よく意味を把握しないまま立ち寄るも入山叶わず【安養寺】

近松門左衛門の名作「心中天の網島」で主役を張るおさんの墓があるとマップで知る 興味深く前まで来てみたが残念ながら入れず 正面からの撮影だけ終えたら次なるスポットを目指す 寺院の関連は境内にすら入れないとこが多くて町歩きとしては困り果てる ◎大阪メトロ「岸里駅」からが便利にアクセス可能だ

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マドリードの真っ青な空の下、ヘミングウェイの足跡を辿りました!

9月26日から10月15日まで、スペインとパリを旅行しました。楽しかったですよ。 マドリードでヘミングウェイの足跡を巡って歩いた旅行記をHPにアップしました。写真は14枚です。 http://ikokuno.web.fc2.com/h2023_001hemingway.html 内容は、 ①「プラザホテル」、1954年にヘミングウェイが 宿泊 したホテル。 ②…

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石坂洋次郎の傑作短編小説「最後の女」

前回(8/18)の続きです。 https://smcb.jp/diaries/9114392 もし、「シェーン!カムバック!」 とジョーイ少年に呼ばれて、シェーンが山の彼方ではなく開拓者スターレット家へ戻ってきてしまったらどうなる? 二人の父と二人の夫がいる家庭ってあり? 私が最近推している作家の石坂洋次郎は1956年(S.31)に「最後の女」という作品でひとつの答えを出していま…

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「シェーン」~放送大学 231オーディトリアム~米仏映画黄金期への招待~

BS231,232チャンネルの放送大学をときどき録画して観ています。 「231オーディトリアム~米仏映画黄金期への招待~「シェーン」」 https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/01H02001.html というのを観ました。 映画全編の前後に宮本陽一郎教授のわかりやすい講義があります。 流れ者のガンマン、シェーンが開拓者家族…

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川端康成「古都」に見られる京都の名所 第1回 「春」編

2023年5月31日(水) 本日は京都産業大学 日本文化研究所 上席特別客員研究員 小嶋一郎先生をお招きしご講演を賜りました💡 テーマは『川端康成「古都」に見られる京都の名所 第1回 「春」編』でございます❗️ 小嶋先生は昭和37年 兵庫県尼崎市にお生まれになられ、大阪市阿倍野区で過ごされました。 学生時代の半ばから京都で暮らし、同志社大学在学中に「歴史美術研究会」に所属。非公開…

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樋口一葉 旧居跡

天候が良かったので文人の街、文京区は本郷4丁目を散策。 樋口一葉旧居跡はおそらく15年ぶりの再訪である。 当時の周辺は情緒のある家並みや坂道などにレトロ感が溢れていたが、マンションも建ち様変わりした。 旧居跡の表記も無いのは近隣住人に配慮してか...。

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エクリチュール 1

宇宙の中の「存在」は、素粒子の集合で出来ている。その中で人間は、「存在」とは異質の「知性」を獲得した。 知性の仕事は、宇宙の認知。認知とは、出来事を含めた存在を分節化された言語によって意味付けすることである。 従って、人間にとっての宇宙、もしくは、世界、もしくは、人生は、「存在とその意味」で出来ているのだ。 「意味」は、人間しか持たない言語でしか構成されない。意味は、語られることではじめて…

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エクリチュール

宇宙の中の「存在」は、素粒子の集合で出来ている。その中で人間は、「存在」とは異質の「知性」を獲得した。 知性の仕事は、宇宙の認知。認知とは、出来事を含めた存在を分節化された言語によって意味付けすることである。 従って、人間にとっての宇宙、もしくは、世界、もしくは、人生は、「存在とその意味」で出来ているのだ。 「意味」は、人間しか持たない言語でしか構成されない。意味は、語られることではじめて…

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井上荒野の新作「小説家の一日」と「白い象のような丘」

井上荒野(あれの)著「小説家の一日」(文藝春秋社2022/10)という本を読みました。 私はこの人のデビュー当時(1989)、あの井上光晴の娘なのか、というところから興味を持って読み始めましたが、すっかり荒野ワールドに引き込まれてしまい、ちょくちょく読んでいます。 今回新作が出たというので、かなり前に図書館に予約しておいたのが届きました。 10の短編小説からなっていて、それらの主人…

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トルストイの「戦争と平和」を読めば自信がつくそうです

週刊誌ネタからです。 サンデー毎日に月いちで連載される「挑戦者たち」というシリーズがあって、11月は上田洋子さんというロシア文学者のことが載っていました。 上田さんは「トルストイの戦争と平和を全部読んで自信がついた。」と言っています。 そういうのってありますね。音楽でも長大なクラシック音楽を聴き通したという経験があれば(たとえわからなくても)自信がつくとか。 上田さんは分厚い岩波…

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ラディゲ・コクトー・三島由紀夫・檸檬水

サンデー毎日にサンデー俳句王と言うコラムがありまして先週(11月6日号)はそこに、 「十六で手にしたラディゲ檸檬水」 というのが俳句王に選ばれていました。 作者は石川県の70才の女性です。 毎週違った人が感想を書いていて、今週はやくみつるさんでした。 ラディゲときたら三島由紀夫、そしてその自決にまで発想が行くやくさんすごいです。 (要約)今から54年前(1968年)作…

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ねぶくろ劇場 その六 『河童(抄)』芥川龍之介

朗読に著作権フリー素材を加えて動画化した「ねぶくろ劇場」の新作です。 『河童』は芥川龍之介が1927年(昭和2年)に発表した「当時の日本社会、あるいは人間社会を痛烈に風刺、批判した小説」(Wikipedia)です。 精神病院の入院患者「第二十三号」が、河童の国へ行った経験を語る物語。 全編を朗読すると2時間半かかります。 朗読だけならば全編に挑戦したいところですが、画像や効果音等…

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正岡子規 高尾山紀行 

1892年(明治25年)に 俳人 正岡子規と内藤鳴雪が高尾山に 甲武鉄道 明治22年に新宿~立川に4月開通 8月に八王子まで開通 12月 7日から二日間 道連れは二人 道具は二本足決めて 俳道修行に 一部抜粋 きぬきぬに馬叱りたる寒さかな 鳴雪 荻窪や野は枯れはてヽ牛の声  鳴雪 雪の脚宝永山にかヽりけり   子規 汽車道の一筋長し冬木立    子規 …

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エール誌の読者として応援投稿です! シニア応援季刊誌「エール」への短歌作品の投稿しませんか(^_^)

こんにちは。 現代口語短歌の管理人、本間克之です シニア応援季刊誌「エール」への短歌作品の投稿のお願いです。 短歌を楽しむ人のために歌壇コーナーを充実させている紙面で応援しているのです。 題やテーマはありません。 過去の作品でも公に未発表なら大歓迎です 掲載されると掲載誌が郵送されます。 8月31日までに私宛に短歌作品をメッセージで送ってくださいね! エール と書いてあればエ…