さんが書いた連載妄想爺やの春夏秋冬4の日記一覧

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大阪万博EXPO70の入場券 小学生の時の想い出2

大阪では2025年に、万国博覧会の開催予定だ 2回目の万国博覧会開催になる 一方、今年、開催された2回目の東京オリンピック・パラリンピックは、コロナ禍のなか開催に賛否両論あり、侃々諤々ではあったが、スポーツの競技会としては成功だったと思う 大阪万博も、そのように成功して欲しい 以前1度、大阪万博の想い出に関して、日記に投稿したのだが、その想い出は尽きない 一番人気であったパビリオンであ…

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終電車過ぎしレールをゆく秋や サラリーマン時代の夜

最終電車の発車時刻が早くなって久しい どうやら、電鉄会社の従業員の労働環境改善の為にということがひとつの理由のようだ 僕はサラリーマン時代、よく飲み会が遅くなり、最終電車に乗り遅れることがあった そうなると、よく重宝したのは、街なかのカプセルホテルだ できるだけ睡眠時間を多く取りたいと、一時間以上かかる帰宅時間を短縮するためだ 翌朝、カプセルホテルの狭いトンネルの中で目覚めて、あたかも…

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竈(かまど)火鉢、五右衛門風呂のある故郷の想い出

ガスや電気で火を起こし、利用する世になって久しい 子供の頃、夏休みや冬休みになれば農家である旧家屋の田舎に帰省していた もちろん、昔ながらの木造の家屋だ 今風に言えば、5LDKの母屋に、牛小屋、鶏小屋、納屋のある代々続いていた農家であった 家の庭から細い道を登る山も所有していた まあ、標高10m位の小山だが その母屋の引き戸を開けて入れば土間になっている 土間から、木の間に上がると…

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妻よりも後に逝きたく観る銀河 夫婦の別れ

夫婦で、逝くのはどちらが先か後かなどと思ったり、話したりすることはないだろうか 平均年齢は女性が87歳くらい、男性が81歳くらいとされる これでいくと、男性が女性より6歳年下で結婚したなら、ふたりして同じ頃に人生を終えることになる まあ、そんな年齢勘定で結婚などしないが とはいえ、あくまで平均値なので、個人差はかなりあるはず なかなか、ふたりして同じ頃になどとはいかないだろう 人生1…

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昨今、外壁に足場を組んだマンションをよく見かける

昨今、街なかを歩いていると、鉄棒を組んだ足場に覆われたマンションを見かける 組み立て始めるのを見ていると、3mほどの長さの鉄棒を、数人の作業員で積み木を積むように一階から組んでいる 高い階まで、まさに分担による手作業だ マンションの前の地には、必ず警備員が立ち、通行人に注意を促している マンションの階数にもよるが、数時間で足場を組み終えていて、手早い作業である 外壁の風雨による劣化を補…

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塞がれし古井戸見れば蔦紅葉(つたもみぢ)紅葉近し

昔は、庭に井戸がある家がよくあった 水道事情がよい地域の家であっても、庭に井戸を掘っていた どのくらい深く地を掘るのだろうか いわゆる一般の住宅地であれど、地を掘れば水が湧くようだ だが、新しい住宅地の家の庭に井戸を見ることはないように思う 一方、街なかの商業施設などでは、地下水を利用していたりする 水資源に恵まれた日本だ 拙句一句 塞がれし 古井戸見れば 蔦紅葉(つたもみぢ) …

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『脳ブロック』パズルを買って楽しむ

先週、たまたま東急ハンズで見かけて買ったものがある 『脳ブロック』なるパズルだ たしか、小学生の頃、流行った記憶がある 簡単に言えば、ジグソーパズルのピースをプラスティックにしたものだ ジグソーパズルは、ピースのはめ方の組み合わせは一通りしかない 一方、この『脳ブロック』のピースのはめ方は多数あり、幾通りできるかに挑戦するパズルだ この『脳ブロック』には難易度の違う6種のものがある …

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手のひらにすくいあげたき新米や 新米を炊いて食べる

昨今、小麦や野菜の値上がりが、食卓を直撃している だが、日本人にとって一番の関心事は、米の価格であると思う 昨今、パン派の人は多い しかし、朝昼晩がパン食である人は、そういないだろう この秋の米の収穫は不作ではなくて幸いだ もとから、パン食に比べれば安価な米食だ ありがたい食材である 拙句一句 手のひらに すくいあげたき 新米や よく母から聞かされてきた戦時中の話しでは、米は、…

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街のムーミングッズショップ フィンランドの文化

なぜ、こんな場所にムーミングッズショップがあるのかと違和感を感じる 奈良公園界隈の昔からある古い個人商店が並ぶ商店街に、その店がある 金物屋、国旗屋、古本屋、銭湯、和菓子屋などに飲食店が並ぶ商店街だ どう見ても昭和の空気が溢れる通りだ そのムーミングッズショップは、ブティックのようで、ムーミングッズも併売しているように見える 近くには奈良公園のある古い街並みである 実は、この通りは国…

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宵闇の色に別れしままの君 時間制限解除の飲み屋街

いよいよ、飲食店の営業時間、飲酒の制限が全面解除になる なんとはなしに、飲み屋街に活気が戻りつつある コロナ禍に、自粛の足かせから強いられた強制貯蓄なるものが世に滞り続けて、しばしになる いよいよ、強制貯蓄の貯まった財布のひもが緩められつつある 今年の年末は街なかに、クリスマスパーティ、忘年会などが、蘇るのだろうか いよいよウィズコロナの日常になりゆくのを感じる 拙句一句 宵闇の …

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マイ愛猫の似顔絵を描いてくれる店主の猫グッズの店

見た感じ、店主はアーティストのようないでたちだ ひと昔前なら、画家といえば、頭にあの丸いベレー帽を被り、口にパイプタバコを燻らすのが、お決まりの姿であった 昨今、そのような格好をした画家は高齢の人だと思う イマドキの画家やアーティストは、そのようなお決まりの姿を装うことはなく、なんとはなしに、服や持ち物、髪型などの風貌から、アーティスト風を醸し出している 奈良公園界隈の商店街に猫グッズの…

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聴こえくる光を奏でる秋の虹 実りの秋に吉兆

秋の収穫前に架かる虹は、豊作の吉兆と言われる 秋に虹が架かるのは少ないように思う 一方、夏に虹が多いのは、にわか雨が多く、日差しが強いという気象が虹が架かる条件にかなっているからだ 秋の虹が五穀豊穣にかなうとは思えないが、縁起担ぎなのだろう 単なる、その発生の希少性に良き価値をつけたのに違いない 拙句一句 聴こえくる 光を奏でる 秋の虹 光の波長の長い、短いで、七色の光に分散する虹…

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昨今、昼飲みに誘う街なかの居酒屋

街なかを歩いていると、以前より居酒屋、飲食店が昼飲みなる昼からの飲酒を勧めるサービスを始めているのを見かける 一杯目のドリンクが半額だとかのサービスが多い コロナ禍に、営業時間短縮を強いられた居酒屋、飲食店の生き残り策でもある 昨今の急激なコロナウイルス感染縮小のなか、今後、営業時間短縮、飲酒制限は解かれるはず 制限解除後も、昼飲みサービスは続くのだろうか 平日が仕事休みの人、シルバ…

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投票に行くも行かぬも天高し 秋の総選挙近し

与野党の選挙公約なるものが高々と掲げられている 街なかに、選挙カーが大音量で投票を、支持を訴えながら回っているのに、よく出くわすようになる 白い手袋をした支援者らが車の窓越しに、笑顔でこちらに手を振っている いつものお決まりの選挙運動の光景だ 拙句一句 投票に 行くも行かぬも 天高し 消費税減税、廃止に、現金給付を唱う政党が多い まるで、天から国民に札束を撒き散らすようだ 札束…

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スイーツの韓国式トゥカロンの店がオープンした

先日、駅チカにピンクピンクした店がオープンした 通る人が立ち止まるような、女子仕様の装いの店だ そもそも、店の看板にある韓国式トゥカロンとは何?と思ってしまう さすがに、還暦を過ぎた爺やの我には、ピンク色のお店は敷居が高いというより、別世界過ぎて入れないのだ 店の壁にはられたメニューを見れば、あのフランスのスイーツの、マカロンの類だと分かった 実際に、ネットで検索すれば、そうであった …

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黃や紅の落葉に風の舞踏会 紅葉、実りの秋

秋に実がならない木の紅葉、落葉は、それはそれで秋の実りだと思う 赤や黃の色の葉は、熟した実のようだ 拙句一句 黃や紅の 落葉に風の 舞踏会 落ち葉が地面にひしめく林がある どんぐりや松ぼっくりが混ざっていたりもする 風でも吹けば、地面にひしめく落葉は賑わしくなる まさに、落葉に風が誘う舞踏会だ ※ 写真は昨秋の奈良公園の落葉です

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奈良一刀彫の作家 作品

奈良の伝統工芸に一刀彫がある クスノキやヒノキを彫刻刀で彫ったものだ もともとは人形として作られていたようだ 主に、ひな祭りの飾りびなや干支の動物などを彫ったようだ 一刀彫の詳しい歴史は知らないが、現在は芸術として、作家や作品が評価されている たまたま、奈良公園界隈の商店街にある展示コーナーに猫の一刀彫が展示されていた 木とは思えないほど、あの艶めかしい、柔らかい猫が彫られている …

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トンネルも鉄橋もゆく墓参り 急行で行く故郷の墓参り

祖父母の代からのお墓は、神戸の六甲山の麓にある 神戸は南側が海に面し、北側には六甲山がそびえる 比較的、近距離に山と海が面しているために、陸地に谷風、山風が吹く あのプロ野球チームの阪神タイガースの応援歌にある六甲おろしはその山風だ 三宮界隈は、デパートや商業施設があり、お洒落な飲食店、衣料品店も多い 神戸港もあることから、街並みは異国情緒がある 神戸人はプライドが高いとされる 大…

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ガチャガチャにハマる人、ハマらない人

ご存知でしょうが、ガチャガチャとは、色々なグッズが入った小さなプラスティックの球状のカプセルだ カプセルトイとも言いますね それが何十から百個くらい入っている自販機から購買する 各自販機により、カプセルの中に入っているグッズのカテゴリー、種類が異なり、欲しいグッズのある自販機を選ぶ そのグッズは、色々なキャラクターのフィギュアであったり、食品サンプル、車や飛行機などの乗り…

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野良猫の背の歩みゆく長き夜 秋の夜長の街なか

実りの秋は、食欲の秋、行楽の秋へと人を誘う そろそろ、山深き地から紅葉の兆しが見え始めているようだ 暖かい地から移りゆく桜前線とは逆の紅葉前線だ 拙句一句 野良猫の 背の歩みゆく 長き夜 日が暮れるのが早くなってきた 暗くなった街なかを歩いていると、野良猫に遭遇することがある 人懐こい野良猫もいて、こちらが近づくと、顔を向けて物欲しげに甘えるような鳴き声で、僕を見つめてきたりする …