資産運用の不思議

ハイリスク、ハイリターンの時代、確実に儲けるために宣伝し利用者より手数料収入を頂く､決して損をしないビジネス。
客が、儲けても損をしても、会社は関係なく売買の都度手数料を取る手堅い商売です。
貯金、保険、不動産等に分割すれば､何時の世でも転ける事が無いと昔から言われています。
会社がなんと勧めようとも、自分が納得しない限り安易に資産運用に手を出さない事が大事です。

自己運用するよりも、お客様から手数料を取るほうが確実だからです。
リスクが少ないし責任も無い。

もし資産運用アドバイザーの方が云うようになるのなら、その方自身がアドバイザーなどせず儲けに走りますよ。

丁度バブルの頃、私の知るある会社の社長の所に、取引先の証券会社の営業担当者が来ました。

そしてその担当者は、社長に「ここの株は次来ますよ」と云ったらしいのです。

そしたらその社長は、少し席を外し戻って来てテーブルに１億置いて、「そこまで云うなら、これを君個人に貸すからその株を買いなさい」と云ったようです。

その営業マンは、しどろもどろだったようです。
本当に己で見聞し、考えてアドバイスしたならその金を借りて株を買えるはず。

しかし所詮は、他人の意見や他人が取ったデータを述べて語っただけの事、己の考えなど無いのですから、自身も責任もあるはずが無い。

他人のデータや記事を述べ、己自身の考え延べに輩に何かが出来る筈も無いし責任も取れる筈も無い。

って所ですか。

私はその社長に株の選び方を教わりましたが、道理に叶っていて解かり易かったですね。

証券会社の進める商品よりも、遙に信用が有りました。

そもそも、資産運用など他人に任せる物ではない。　　己で考え管理する物です。

その社長の受売りですけどね（笑）

一義的には、経営者の収入、会社の利益、社員の還元、株主への配当、そのための手数料収入しか考えていないのでは。
　それ以上に利益が出れば、資産運用に割り当てられる。

僕は、彼等に儲けさせるのは嫌なので、自分で試みようと努力している？

私は下記のように考えます。
投資の原点は会社設立や運営の多面のお金を株式と言う形で皆さんから出資を募った。（当たり前ですけど）
その会社の業績により株価の値上がり等があった⇒株そのものが商品化し売買されるようになった⇒そうすると本来のところと違う事で損益が発生する。
これは限り無く博打に近いものと考えます。

債権は平たく言って借金の証文であろうと考えます。
この売買ではよく解らんとなると、格付け会社なるものが格付けをして信用させた事が特筆されます、これが限り無くインチキであって正当な評価でなかった。

株・債権共に信用の失墜が有ると考えます。
従って、銀行利子が相当低くてもその他の方には向かないようですね。
Ｑ＆Ａでも相当に損をして困ったと言う方がいらっしゃいましたね。
自己責任ですのでなんともいえませんが・・・・・・。

持論として、誰かが損をして自分が儲かる仕組みは好きじゃぁないです。
広い意味での博打に該当するものはイズレは破綻が待ち構えているものと考えます。（宝くじ・パチンコ・競馬・競輪・短期の株・債権・・・そのたもろもろ）

一番いいのはここのイソギンチャクみたいなCFPの方に聞いたらいいんだと思いますが。
金融機関と言っても色んな会社があるんでしょうね？

ゴー○ドマン○ックのオペでは、投資バンキング部門が
「こんな投資をしたら儲かりますよ、やってみませんか？」、「お金はうちでお貸ししますよ」と、大手投資家に金を貸し出したり。
そして「何だったらうちで運用を一切して上げますよ？」
と、一任勘定運用部門があるでしょう？そして自分たちがファンド部門で組み上げたファンドで運用したり、
それを宣伝して多くの個人投資家に売ったり。
これが儲かりますよ、って自社の調査部門が資料を取りまとめるんでしょ？
そして、「自己売買部門」がそれら全ての金を巻き上げていく、手の内が全部わるわけですからね？

儲けるには儲けさせてくれる人が居ませんと、成り立ちませんでしょ？そういう人たちを作るのがお仕事なんでしょうね？

ファンドマネージャーに自信がないのでしょう。