手描きの図案(デザイン画)の存在意義ついて皆様はどう思われますか?
図案家が数年後にはいなくなる かもしれません。
さまざまな難しい状況の中、私、そして、私が所属しておりますグループも、後継者に将来の展望を示せるように努力していますが、手描きの図案(でざいん画)は
もう本当に必要ないのでしょうか?
西陣に携わり、その発展に貢献することは日本の伝統的技術、伝統文化の再興、そして普及にもつながることであり人々の心の豊かさにもつながることと確信しております。
科学技術の進歩や情報化社会の発展により人々の生活は益々便利になってきた現在だからこそ
自分たちの歴史や文化を認識し、継承していかなければならないと考えます。
古くからの技術や文化、そしてそれらによって創られた「美」は近代科学の産物からは得られない豊かさをもたらすものと思います。
そしてそれらは私たちの時代で絶やしては決してならないものであり、将来にわたって継承、発展させていくべき財産であると考えております。
それには、他業種への活用をより速く進めることが不可欠であると考えておりますが、手描きの図案(デザイン画)の存在意義ついて皆様はどう思われますか?
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
帯の図案の場合、1つの図案にバリエーションをつけることはできません。それは織物メーカーがしますので、1点づつが全くの新作になります。