どちらが破廉恥？？

どちらも「破廉恥」とは思えないです。
ただ、公衆風呂で、おおっぴらにブランブランさせている日本の男性陣。さも「どうだ。でっかいだろ？　かなわねえだろ？」とでも言いたげにブランこさせてる方を見ると、「破廉恥」と思ってしまう私めでございます。
尚、女性風呂は覗いたことがありませんので、堂々とスッポンポンのプリンプリンで歩き回っているのかは知りません。

昔、咸臨丸に乗船した日本人とアメリカの乗組員との間で一寸した文化摩擦が起こったことがあります。
鼻をかむとき、日本人は懐紙を使い使ったものをそのままポイ、アメリカ人はハンカチで拭いてそのままポケットに。
日本人はアメリカ人を「鼻をかんだものをポケットに仕舞う不潔な奴らだ。」、アメリカ人は日本人を、「鼻をかんだ紙を所構わず捨てる不潔な奴らだ。」
　捕虜にごぼうを食べさせたところ、戦後BC級裁判で、「木の根っこを食わせて虐待した。」と言われて禁錮刑。
　中国には、君子たるもの裸はおろか頭の頂を露わすのさえ軽蔑した文化があります。
頭の頂を露わすのは俗界の人ではない僧くらいのものでした。
今の中国は、君子と言える人士がいませんから平気ですが。ただ裸は嫌がるでしょうね。

２５年前、クウェートで働いておりました。同じ職場で働く人の国籍は、世界地図で見ると主として、バングラデシュからイラクへかけて（インド、パキスタンも当然含まれています）、そしてアラビヤ半島、エジプト、ソマリアで、その他フィリピン、韓国、そして中国です。欧米人はイギリス、デンマークその他と多種多様にわたっていました。
金曜日には（クウェートでは金曜日が休日で日曜日は休日ではありません）よく近くの海岸で海水浴を楽しんでいた思い出があります。
ところが海水浴を楽しんでいるのは日本人と欧米人（白人という意味です。私には一見しただけでは何処の人か判別しかねます）だけでした。
アメリカの赤い水着の御婦人が、大きなオッパイをブルルンと振るわせてウィンド・サーフィンを楽しんでいた姿が今でも目に浮かびます。（これは蛇足ですね）
中国人は摂氏５０度（日陰の気温です。日射の浜辺では何度になるのやら）の暑さの海岸を着衣のまま行ったり来たりするに止まっていました。
つまり、楽しむって行為はいわゆる先進国（好きになれない言葉ですが）の人達だけなんですね。
アラビヤ系、インド系の人々は見かけなかったと言っても過言ではありません。
やはり文化、或いは生活習慣の差であってどれがいいとは言い切れないような気がします。
私から現在の日本の若者の姿を見ますと遊びすぎ、或いはふざけ過ぎているようで馴染めません。しかし、それも単に考え方の差であって、どちらがいいとは言い切れないと思っています。

人前で裸になる事を嫌うのは、儒教の精神があるという事を聞いた事があります。　ですから、この件に関しましては、国民性の違いですし水掛論になってしまうと思います。　当然、中国の方は正しいと思っている事を曲げる事をしない民族ですから尚更だと思います。
ただ、家庭でお風呂やシャワーを使う時、裸なのに大勢がいる場合には水着というのは、疑問が残ります。
個人の開放感や気持ちよさを優先させれば、裸での入浴になりますし、羞恥心や教えに感化される事が優先されれば水着入浴となります。
着衣での入浴は衛生的に悪く、菌の持ち込み率は高くなります。
世界的に見ても、温泉地では裸入浴はある程度多いように感じますし、外国の方が日本にきてもあまり違和感はないようになりつつあると思います。

破廉恥、という問題ではなくて、たんなる習慣の違いです。
中国の人たちとは、北海道などでホテルが一緒になることがありますが、皆さん裸で入っていますよ。
郷に行っては郷に従う、ということでしょう。
中国に行ったときに、トイレがそれしかない時はそこを使ってました。
当たり前の話です。

成長時の大脳に刻まれた風習のマインドコントロールですから、どちらも有りだ。

科学的に考えれば、比較するような課題ではなく、どちらも衛生の管理の議論として改良することになる。

勿論、四川省やウルムチ・・・で、僕も経験済みだ。

日本人がトイレで紙を使って、トイレが詰まって困るという話も現地人から聞いた。

余談
手紙は中国でトイレットペーパ？