中国の貧富の差って・・・

昔、社会主義は人民が等しく平等な国家だと宣伝されていましたね、それはうわべだけ、しもじもにはノルマだけが厳しく一部の高級官僚（テクノクラート）だけが肥え太り彼らに取り入るために賄賂が横行し行政が国民から乖離して、自由主義から百年も遅れていると、登小平は嘆きました、　資本主義の導入以降の経済発展は目を見張るものがあり、総人口１３億人の内、沿岸部の３億人くらいは日本人と同等の生活水準です、車もいまや米国を抜いて年間一千万台近く売れています、GDPは、今年中に我国を抜くのは確実でしょう、ただし、１３億人という膨大な人口の国が平均的になるのは今世紀中には無理でしょう、ただ、個人の自由が制限されているので、空港、発電所、ダム、などの建設時の立ち退きなどは強制的に執行されるので、政府の計画どうりに工事は進みます、

共産主義は、同じ思想をもつものだけの集団を作り上げなければ共産とは言えません。そのためには共産党だけの政治体制にする必要があります。それは別名独裁政党による独裁政治になるわけです。
独裁国家の行く末は競争社会となります。競争のバランスを一部の独裁政治家が崩しています。北朝鮮と同じ構図になっているわけですから、貧富の差が出るのは共産主義の避けては通れない必然的現象かと思います。

中国は共産主義というより、共産党という巨大な官僚主義国家です。これは日本の官僚よりはるかに強力なものです。現状に毛沢東も草葉の陰で泣いてるでしょう。中国人民が意識改革して共産党の解体、民主主義化が必要ですが、しばらくは無理でしょう。

日本の戦後に良く煮ている
中学を出れば稼ぎの良い都会に出てきた
農家の米の値段をどんどん上げて行き今では世界１、大規模農家を進めるより減反して農家の収入を確保した
日本でもグローバル化が進み米の価格は補助金なしでは農家を救えない
日本と同じ道を進まない事を祈るね
日本は米の値段が高いので小麦を使うパン食が増えた。米は高すぎ国民は文句を言わずに高い米を買っている
中国も米の値段を今の２倍程度にしたら良いのでは

中国はもう、国家の思想は共産主義。でも市場は完全に資本主義です。共産主義的資本主義です。
怠け者はドンドン貧乏になります。
努力して働く、知恵者は金持ちの仲間入りです。
共産主義は皆平等ではありませんよ。
階級社会です。
怠け者はどこの国でも弾かれます。
ロシアだって同じ、もう資本主義です。
競争力の無い敗退的な共産主義は世界的に滅亡です。

私も１０年ほど前に中国で仕事をしたことがあります。
共産主義の悪い部分が全部出ているようですね。
名前は共産主義ですが、政府間連者だけだ美味い汁を吸い、その他は乞食同然でした。
強食弱肉を絵に描いたようなものでした⇒日本からの仕事ですから政府関連の人とだけで仕事はやるんですがね町を歩くと目を覆うものがありましたね。

共産主義は平等になるはずが、官僚主義と平行しますね。
ここが問題ですね。

そういえば日本も官僚主義が横行してましたね。
政府に近づけば１億円で買って１０億で売れる、とても素敵期な商売ですね。
その会社が今でも存在している、メーカーの減税や助成金等もその類ですかね。
キックバックとして政治献金であったり・・・・。

それでも日本の方がある意味では共産主義の要素が強いですかね。

中国に行った時のガイドさんが言ってましたが、今の中国は共産主義という名の社会主義国家だと。
民工や苦労（クーリー）と呼ばれる、出稼ぎ専門の人たちは、戸籍を移動することもできず、安い賃金で使い捨てにされ、ますます貧しくなってゆきます。
地方で農業に従事している人たちも、わずかな収入で子供たちを学校に行かせます。
それでも、今でも自分たちは中国という国の子供だから・・・と言う人がいることも事実です。
国のすることに間違いはないと、今でも信じて生きる希望にしているのです。

経済発展のスタート時点の生活レベルですね。

経済発展が10倍になると
10円持つ人は100円
1万円持つ人は10万円
1億円持つ人は10億円になる。

貧しい人々の層は9円増えただけなのに、お金持ちは10億円増える。

経済発展は貧富の差を助長するわけです。

貧しい人がさらに貧しくなるわけではありません。

そこで中国ですが、経済発展のスタート時点は明治時代の日本の生活レベルと思われるので、貧富の差を大きく感ずる。

中国は毛沢東思想とマルクス・レーニン主義が主体になっているらしいのですが、私が住んでいたときに感じた事は、不公平で同志（役人）は農民（一般人）よりえらいと言う事実。
電車内でも軍人に席を譲らなければ罰せられます。
管理社会主義体制でしかないように思います。
だから平等なんて感覚は無いのでしょう。
まずは教育です。
文盲率も都市部以外では高いです。

中国・広東省広州市に約１年間駐在していました。その時に見聞きした事を書きます。（中国人通訳さんから聞いた事も有ります）まず共産国ですから国の政策は全て共産党主導で行いますが、それはごく一部の「共産党員」が実行しています。一般市民は当然党員では有りません。じゃぁ党員になればいいのではと思いますが、簡単にはなれないそうです。
世襲や縁故、学閥、閨閥などが絡みます。党員になればある程度の給料を貰えるので生活困窮者にはなりません。あと公務員など（政府機関・学者・医者など）は大学でも優秀な人しかなれません。地方に行けば政府役人幹部達は賄賂で金太りし、一般人を苦しめています。中国ではどんなに小さくても社長にならなければ金持ちにはなれないのです。何せ総人口（分母）に対して富裕層（分子）が増える要因が少ないのです。人口のほとんどが農民層です。ほとんどが農民の出稼ぎ（民工）ですべての生産が成り立っています。その給料は５００元から１０００元程度ですが、社長は何十万元と言う給料を取っています。ここに貧富の差が出てきます。中国には「労働基準法」「労働安全衛生法」など労働者を守る法律などなくまた社会保険制度や健康保険制度なども無く庶民の中では中国の３大難問題として「医療問題」「住宅問題」「教育問題」が挙げられこれらの負担がかなり重いようです。
共産主義と言え今は経済は「自由主義国家」ですのでこれだけの貧富の差が出てきます。政策が共産主義だけです。
だから今の中国は共産主義とは全く逆な経済自由主義になっているのです。労働者から労力と賃金を搾取して発展しているのが現在中国です。賃上げデモなんてすると社長が公安に賄賂を渡しすぐに鎮圧されます。捕まれば拷問です。
この辺は「共産主義」が前面に出てきますが・・・
庶民は共産党が大嫌いなんです。
回答になったかどうか分かりませんが、益々貧富の差は拡大すると思います。

日本はまだ恵まれています。ほとんどの家に車が有り、家電に囲まれそれなりの家に住み買い物やレジャーに車を使えてインフラ整備も行き届いています。G/Wやシルバーウィークと言って海外旅行などのニュースが出ますが、中国ではレジャーと言うよりも貯めたお金を故郷に持ち帰る「帰省」がメインです。日本人に生まれて良かったですね。

中国はアメリカに近い国家体制、社会と思います。
一つの国に、色々な体制が混在しているわけです。
経済の発展目覚しいですが、あれは中央政府 (共産党) 社会で、農村戸口（=農村戸籍、昔は人民公社、今は公安が管理する農奴、今は半奴隷の様なもの）と城鎮戸口（都市市民）の社会があります。
それに、自治区という名の半植民地社会があります。
貧富の差と言うと日本では、都市市民と農奴を比較しますが、元々支配階層と被支配階層ですからこれを比較して、貧富の差を論じるのは正しくありません。
自治区の民衆や農村部の民衆には、元々人権などは存在しません。したがって貧しくあり続けるのが彼らの使命です。
経済が発展すればするほど、その分が差と為ります。
彼らは昔同様、1のままです。市民は１から始まり、今は100倍くらいですかね。
でもそれは酷すぎますか。農村も10倍くらいになってるかもしれません。

これを打破するにはプロレタリアート革命しかありません。
したがって、今もちゅうこく共産党の1党支配が続くわけです。
かなり、うがった見方ですけど。