奥様のお考えを聞かずに一方的に断じるのは危険ですが。
まずお書きの通りなら、奥様が間違っています。
夫婦は「和敬慈愛」で参らねばなりません。一方がそれを守らず、己のことだけを優先してしまえば、家庭は成り立ちません。
収入が足りないとこぼしながら、利己心を満足させるために趣味にのめり込むのは和もないし、敬いも無し、慈悲もない愛もない、ないない尽くしの奥さんです。
今度は旦那さんへの注文です。
奥様がそうであるからと言って、愚痴をこぼされ、御自分だけが我慢なさっているように思われるのも、和敬慈愛の心に欠けていると思います。
我慢とか慈善とか言ったものは、黙って何も余計なことを思わず、ただ“するもの”ではないでしょうか。
どうも我慢していることが、あなたの自慢になり、奥様に押しつけがましく思われていらっしゃるのではと思えます。
《序にのようで申し訳ありませんが、
「我慢」という言葉の本来の意味を念の為に書かせていただきます。
我慢とは煩悩の一つで、強い自我意識から起る慢心のこと。自分を高く見て他を軽視する思い上がりの心を慢という。
自己を抑制する、耐え忍ぶの意味で現代使われているが、我意を張る、強情の意を介した転義である。》 だそうです。
あなたの方にも“我慢してやっている”、と言います慢心の心が見られます。
こうしてみますとお互いが、我の張り合いをなさっているのであって、どちらがより悪いと言うことは出来ません。
ときには腹立ちを思いきって表現なさることをお勧めします。
ハッと気付くことがあるかもしれません。
大丈夫ですよ、お子さんもいらっしゃるようですし、大きな喧嘩になりませんから。