老後の生活費

それぞれの生活環境や生活スタイルでまったく異なると思います。
私の場合はたまたま、お酒・たばこ・ギャンブル・ゴルフ・ブランド品・外食など、お金の掛かるものには全く興味がなく、何の努力も我慢もせずコストの掛からない生活を長年続けてきました。

ただ、家だけには先行投資をして３０歳代でローンも返済し、リフォームも退職時に１０００万円払って済ませ高断熱の新築同様にしました。

生命保険会社の個人年金なども全期前納で３０歳代で支払済みです。
その後も一切ローンは使わず無借金生活を続けて来ました。

そのお陰で月々の生活費は１５万円程度で済みます。
因みに食費4万（庭に野菜や果物が生っている）電気代１万円（冷暖房給湯込み）
電話・インターネット８０００円、新聞・受信料５０００円、医療費５０００円、
ガソリン代５０００円、国民健康保険税１６０００円、生命保険１万円、旅行4万円等々です。

収入は株の配当や利金で年１００万ぐらいしかなく、現役時の約1/9です。

退職金だけで１０年間過ごすのを目標に貧しくも心豊かな生活を目指しています。
あと３年経てば厚生年金の報酬比例分の支給が始まり、個人年金も始まります。何とかなりそうです。
あまり心配しててもどうにもならないし。

５５歳で退職して丸２年経ちましたが特に生活に変化はなく、有余る時間を使って毎日趣味に没頭しています。

基本的な生活費は１６万で生活しています。その他には国民健康保険代・生命保険代　がん保険・車の維持費（ガソリン代　車検代）・冠婚葬祭費等の交際費・趣味の映画や庭の草木の購入等で６万から８万くらいかかります。時には温泉旅行をしていますから、出費は３０万を越すことがあります。

どんな生活がしたいかで、最低限が違ってきます。
まず、定年後生活で、旅行は？お孫さんへの小遣いは？
電化製品などの買い替えは？車の買い替えは？趣味は？
今病気してますか？などなど、今の生活をベースに組み立てが必要です。

国民健康保険は、税引き年収で１００万でも月１万以上かかります。（都道府県で負担が変わります）

確かデータでは、一番最低ライン一人３０００万を考える必要があるらしいです。二人ですから６０００万でそこから年金分を差し引けば、おおよそ老後までに貯蓄はいくら必要かがわかります。

水光熱費はケチれます、、、
一番大きい支出は食費でしょう。
加えて趣味、道楽に掛かる経費は個人差が大きいでしょう。

食費についても、郊外定住者ならば家庭菜園で野菜を育てれば押さえられますねぇ。

結局は人それぞれ、、、暮らし型によりますよ。