同じ方言地域の中の差異
私は学生時代の4年間を京都で過ごしました。その中で、友達が使う言葉から兵庫、大阪、京都を識別することは出来ませんでした。要するに使う言葉が皆同じ方言に聞こえたのです。その後、会社で神戸出身の人に、『関西弁にも違いはあるの?皆同じに聞こえるけど・・・』、と聞いたら、『違う!、すぐ分かる』といわれました。彼女の説明によれば、『きーへん』、『けーへん』、『こーへん』の使い分けで大体分かるといっていました。『ふ〜ん』と妙に納得しましたが、どのことばがどの県(地域)だったか忘れてしまいました。どなたか教えてもらえるとありがたいです。
私はもともと九州ですが、そういえば九州でも、『あのような、そのような、このような』を、地域によって”あげん、そげん、こげん”、”あぎゃん、そぎゃん、こぎゃん”、”あやん、そやん、こやん”といいますので、その使い分けによって、その人が自分達の近くに住む人か、よそ者か大体の予想が出来ました。何十年も昔のことです。今は分かりません。
(8月8日 23:17 追記:)
みなさん、色々とアドバイスありがとうございました。
同じ方言件でもやはり微妙に違いますよね。私が小さい頃は、その微妙な違いによって、よそ者を区別していました。今のように交通手段も、情報伝達手段も遅くて限られていましたので、社会が閉鎖的だったのだと思います。
将来にわたって方言が生き残るのか、標準化する傾向にあるのか興味があります。