惰性走行時におけるレンジによる燃費差はあるでしょうか？

ギヤを落としたら、よりエンジンブレーキが利いて、速度は落ちますよね。
赤信号が見えているなら別ですが、ギヤを落としたら燃費は悪くなります。
せっかく燃料を消費して得た慣性力を何故殺すのでしょうか。

おそらく、３速に落とすと燃料カットが働くという考えなのでしょうが、
燃料カットはＤレンジでもＯＤでも働きます。
もちろん、作動する速度が違うので、Ｄレンジでは燃料カットが作動せず、
３速ならば燃料カットが作動する領域もほんのわずかにありますが、
その情報を入手し、その領域の速度を体得し、
燃料カットによるプラスとエンジンブレーキによるマイナスを相殺しつつ、
最適なシフトチェンジができるのですか？

そんなことよりも、燃費向上のためには、慣性力を維持するのが大原則であり、
ギヤもより高いものを選ぶことを心がけるほうがはるかに有効です。

トヨタのウイッシュには、燃費計が付いていますが実験したことはありませんが、Dレンジ走行しなければならない速度のときに３rdに落とすとスピードを維持するためにはエンジンの回転を上げなければならないため燃費はわるくなるはずです。

安全運転が最優先です、時と場合に応じてフットブレーキやエンジンブレーキは使い分けです。

オートマチック車はついついフットブレーキにたよりがちですがなんのために３Dもしくは２Dレンジがあるかを考えましょう。

燃費より安全です。

今の車は自然吸気でなく電子制御による燃料噴射装置で
シリンダーにガソリンが供給されます。

一定のエンジン回転数を超えた状態でアクセルが踏まれて
いないことをセンサーが感知（要するに、ドライヴァーの意思
でエンジンブレーキが作動中、とコンピュータが判断）すると、
自動的に燃料供給を停止するようコンピュータにプログラム
されているので、例えばＤレンジで１２００回転だったのが、３d
レンジで１５００回転だとして、コンピュータプログラムが１３００
回転以上で燃料噴射停止に設定されていれば、３dレンジで
は＜燃料消費ゼロ＞で走行している状態になる訳です。

従って当然燃費は大きく変わります。

なお、車種によって設定回転数が違います。
ちなみに、僕の車は１１００回転以上で燃料供給停止するよう
プログラムされています。それを理解して省エネ運転をする
かしないかで、長い目で見れば燃費に大きな差がでます。
エンジンブレーキ使用時には、上記の知識に基づいた、ギア
のレンジ選択による省エネ走行を心がけています。

お使いのお車の、燃料供給停止プログラムで設定されている
エンジン回転数は、ディーラーの人が教えてくれるはずです
から、もしご存じなければ直接お尋ねになってみてください。

最近の車はエンジンブレーキ時は燃料カットの機能が働いて、燃料消費を見ると30ｋｍ / リッターとなってます。
安心してエンジンブレーキをご使用下さい。

なお ハイブリッド車はフットブレーキの時の方が多く充電されるようです。

はい、燃料を余計に噴射すると思います。
しかし大きな差は出ないでしょう。