最後の時間に何を話したらいいと思いますか。

知ってるかぎりの歌をうたいます。

出来る限り一緒にいて毎日毎日朝から晩までうたいます。
音痴ですが、それが私が妻に対して出来る唯一の感謝の表現です。

出来るだけ、そばに居てあげれば
それでいいと思います。
会話は自然と生まれます。

私の場合男ですし余命１年と余裕ある宣告だったので
状況が違いますが

心配したのは家族の生活の事でしたので
冗談ぽく死んだ後の事を楽しく話すのが好きでした

言われていやな事は、「大丈夫だよ」「がんばってね」でした、禁句だと思います。

それから周りが不安がってる雰囲気は敏感に感じ、すまない思いになりました
明るく接してあげてください奇跡もあります。

私はもう１年半過ぎまして長生きしそうです〜(^_^)v

ワイの妻は我慢強い女性でして・・・５年前風邪を引いたと言って寝込みはって暫くして体の怠さや腹部の違和感を訴え２週間ほど検査入院をしましてん。

たまたま高校の先輩が国立の外科部長をしてはって主治医として検査してくれはったんですが、胃から他の臓器にも転移してて手術は不可能、余命３か月との診断。

奥さんは自分の病状を正確に知らせてほしいと言ってはると先輩に言われ、告知してもらいましてん。
妻にどうしたいかと尋ねると｢動けるうちは家で過ごしたい！｣との強い希望で・・・
幸い先輩の娘さんが拙宅の近くで内科医を開業してはって通院で痛み止めなどの処置をしてくれはるとのこと、万一の時には先輩が入院処置を取ってくれはるっていうことで自宅で過ごすことになりましてん。

ワイは普段通り会社に行って仕事をし、彼女も普通に主婦をしてごく普通の生活をしてましてな。
温泉に行きたいと言えば近場の温泉に連れて行き、娘の家に行きたいと言えば行かせてやり彼女の好きなようにさせていましたな。

亡くなる１か月前に先輩からよう我慢してはる！そやけどもうそろそろ我慢の限界やからいつでも入院できるよう手配しておくからって言うてくれはってな。
それから妻は形見分けなど身辺整理をやりだしまして、亡くなる２週間前に入院の手続きをして、息子や娘一家を呼んで会食をして・・・孫たちのはしゃぐ姿を見て嬉しそうな顔してはった！
入院後ワイは有給休暇を取り病室に泊まり込んで手を握ったり足や腰をマッサージしたりして過ごしました。

昏睡状態が２，３日続き、最後に｢お父さん、我儘ばっか言うていろいろ世話掛けて・・・ありがとさん！後のことはお願いします」言うて息引き取りました。

最後の１か月は子供たちとの思い出話や孫達のことなど取り留めのない日常会話でおました。

幸せな思い出を。
感謝の言葉を。

もし何か未来があるなら、未来を。
（寄付した財産の有効利用、子供や愛する他人の将来など）

質問はとても微妙な問題の回答を求めておられますが、回答するものはご家族のことをよく知らないわけですからごく一般的なことしか回答できないでいます。
　どのように奥様に接したらよいのか分からないとのことでしょうね。
一番大切なのは
｢奥様が何を望んでおられるのか｣ということです。
他の回答にあります様に、黙ってただ抱きしめて欲しいと思っておられるのか、昔の幸せな生活を振り返ってみられたいのか。
奥様と一緒にいる時間はどうなさっていますか。
病室で二人きりになられる時間はありますか。
もし奥様が死に対して恐怖を持っておられるなら、またご自分の死後の家族のことを心配しておられるなら、奥様のお心と同調されて、その苦しみや心配を分かち合わなければなりません。
奥様が死の恐怖と闘っておられるとしたらどうなさいますか。
その恐怖に耐えられなくて取り乱されたら、どうなさいますか。
ご主人に心の準備が無ければ、奥様の苦しみは増すばかり、死の孤独にさいなまれるままです。
　抱きしめたり、昔の楽しい思い出を話し合うことで確かに一時は死の恐怖から逃れることが出来ると思います。
しかし、直ぐに現実(死と直面）と向き合わなければならないのです。
私はスピリチュアルな訓練を積んだわけでもありませんし、死に行く人へのサポートの仕事もしておりません。
よって答えは想像でしかありませんが、
奥様のその時の心と同調する、ただ黙って奥様の側におる。それくらいしか答えられません。

　｢人は、その人に相応しい時に死んで行く。」
死に遅いも早いもないそうです。
そういう思いを持って奥様の側におられたら、奥様も平安かもしれません。

マーさん と同年代の、マイフレンドのHPです。
絵画関連でわたしの大好きなサイトなのですが、作者の半生記も載せられています。
十数年前に、がんで奥様を亡くされています。
http://stephan.mods.jp

奥様が取り乱して、泣いてもわめいても黙って抱きしめてあげてください。
貴方もお辛いでしょうが、ご本人も辛いのですから。
私だったら、主人を残していくことが何より辛いかもしれません。
できるだけそばにいてあげてください。
言葉ではないと思いますよ。

今迄で一番の笑顔で「ありがとう」と身体を撫でてあげる。安らかに送るため、その時まで笑顔はたやさない、

一ヶ月あるのなら、十分な感謝の言葉を
その間かけ続けてください。
折に触れて・・・「ありがとう」と。。

そして・・できれば思い出を何か作ってあげてください。

笑顔で、送り出せるほどの充実した毎日を残された方々が過ごすことが一番ではないかと思います。後で悔いを残さないためにも。。