運動量によりますけど、運動後たんぱく質を摂らないとある意味そうとも言えます。
筋肉が鍛えられるしくみは、筋肉を一旦いじめて、回復するとき、元以上の筋肉ができるのですが、その初期の段階でたんぱく質が失われます。次の段階の摂食で、たんぱく質を摂らないと、その失われたたんぱく質は補われず、いわゆる削られた状態で終わります。たんぱく質を中心とした栄養を摂ると、筋肉に取り込まれて、より多くの筋肉となります。超回復といいます。
削られるしくみは
運動の種類にもよりますけど、ジョギングの場合は、脂肪を燃やす率が高いです。でも、血糖も少し使われます。
血糖のもと、グリコーゲンが肝臓でなくなると、今度は筋肉のグリコーゲンが使われます。このとき、アラニン・グルコース回路という代謝系で筋肉をけずって、グリコーゲンを血糖として利用できるように、筋肉の部品をアラニンに変えて、肝臓に送り、肝臓でグルコース、つまり血糖にします。
だから、ある距離以上になると筋肉が減ります。
一方、超回復のほうは、運動直後や睡眠時が特に高いですが、運動後は全般にたんぱく質の元のアミノ酸の取り込みが高い状態になります。この状態でたんぱく質を摂取すると、アミノ酸の形で取り込まれて、筋肉を形作るたんぱく質に取り込まれます。この筋肉を構成されるたんぱく質の合成が過剰に起きるために、筋肉が太くなります。
なお、ジョギングは持久性を発揮する赤筋を鍛えるための運動で、ボディビルダーの使う馬力の出る白筋を鍛える運動と異なります。だから、ボディビルダーの場合、白筋が削られて赤筋がつくことになります。このとき、赤筋は白筋よりボリュームが少ないため、ボディービルダーのような見た目のみを気遣う場合は減ることになります。しかし、実質は、馬力よりも持久性を鍛える方向に体の筋肉の質が変わっただけなので、どちらが筋肉がきずられたといえる現象ともいえないです。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
やはりある程度以上のジョギングは筋肉が削り取られるのですね〜
本当に有難うございました!
ペンネーム:回答者 (匿名希望)さん