ＴＴＰが解らない

ＴＰＰについて、よく調べられたんですか？

自分は、関係サイトをザッと読んだだけでですが、米国だけが得をするという風には思えませんでした。それと、日本の農業が死んでしまうと言われますが、ぶらぶらばぁさまが書かれたように、過去にも農産物や食肉の自由化をやりましたが、日本の叡智で乗り切っています。ですから、自由化することで逆に農業が国際競争力をつけて強くなると思います。

稲作・農産物・漁業・林業など、全部を足しても日本のＧＤＰの３％もありません。これにお金を使っても、せいぜい２倍の５〜６％です。一方の工業製品が多く輸出出来れば、日本は更にＧＤＰが伸ばせます。少子高齢化ですから、労働人口の一人当たりの生産効率を上げないといけません。それには、関税を取っ払って世界を相手に商品を輸出しなければいけないのです。

その貿易も変らないといけません。韓国や中国や周辺国にモノ作りを任せ、日本は付加価値の高い設計とか企画でメシを食う時代です。そのリーダーになるためにもＴＰＰへの参加は不可欠だと思います。しかし、あのＴＰＰには人的交流まで踏み込まれて書かれており、外人労働者や技術者を受け入れなくてはならないのです。米国のように人種の坩堝のような国はいいですが、日本のような島国で、長年単一民族で来た国がそう簡単に変われるか…それが一番問題だと思います。

また食糧自給率の点からも、農業や漁業を放置するわけには行きません。そのためにも、ＴＰＰに参加して農林漁業を強くしないといけませんので、抜本的な改革が必要です。今のまま農業を続けるのは、あまりにも非効率過ぎます。オレンジ・牛肉と同じで外圧に揉まれれば強い農林漁業になると思います。