「どうか、お帰りになってくださいませ。」
「すみません。申し訳ございません。
どうか、お帰りになってくださいませ。」
この一言が、どうしても言えません。
今日のお昼過ぎに来客がありました。
お帰り頂いたのは5時半頃でした。
気心の知れた仲の良い方なら何時間居てくださっても嬉しいのですが、今日の来客はそうではありません。
私にも生活の都合というものがありますし、やはり、あまり長居されても困ります。
今日の午後から予定していた仕事も諦めて、精魂尽き果ててしまいました。
今は、お夕食の支度をする気力もなく、ただただ茫然として、涙ぐんでおります・・・・・・・・・・。
どうか、お願いしますわ。
憐れな私に、お客さまにお帰りになって頂く方法を伝授してくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。