ソラリゼーションとは、どんな写真技法ですか！

ソラリゼーションとは・・

銀塩写真で古くから用いられていた技法で、一つの画面に・・
・・「ポジ」と「ネガ」が混在したような独得な効果が得られます。

被写体を撮影したネガフイルムを現像し、ある程度現像が進行したところで取り出して「光」を当て、さらに現像を続行します。
すると光を当てたときにすでに現像が終わっていた「ハイライト」部分はそのままで、未現像の感光材料が残っている「シャドー」の部分が反転するのです。
これを「サバチェ効果」といい、この効果を利用したのがソラリゼーションなのです。

出来上がった写真はある濃度を境にハイライト側では【ポジ像】になり、シャドー側では【ネガ像】となって、その境界に黒い線が現れます。
これはネガ現像時に処理された場合ですが・・プリント作成時に印画紙の現像途中でやはり感光させると反対に【ハイライト側でネガ】、【シャドー側ではポジ】の効果がえられます。
（マン・レイが黒バックのヌード写真にこのソラリゼーションを施し、反転して白くなったバックとモデルの体との間に美しいラインが現れた写真を多く残してます）

銀塩写真の暗室作業で得られる特殊効果として・・
「レリーフ」・「トーンラインプロセス」・「ポスタリゼーション」などがあります。
特にポスタリゼ＾ションという技法はわざと諧調数を減らして「絵画」のようなタッチをえるものですが、銀塩では諧調ごとに「リスファイル」を用いて二次ネガを作る大変な作業となります。

デジタル写真ではマウスのワンクリックでできてしまう訳です・・まさに隔世の感がありますね。

自分も今始めて検索してみたんですがソラリゼーションとは　　　で検索すると詳しく書いてありますよ。

後は宜しく ^ ^ 。