スタジオ撮影での・・
「白バックに白い服」・「黒バックに黒い服」の人物の撮影・・露出に注意です。
白や黒を「自動露出」で撮ると、カメラはそれぞれ【18%のグレーの基準値】に近づけていきますので、上手くいきません。
黒い背景では・・人物をオートで撮ると、黒がグレーっぽくなってしまいますので・・【−方向の補正】が必要です。
白バックの人物の場合は・・オート露光ではアンダー気味になりますから、【+方向の補正】をします。
☆こうしたバックと人物の露出の補正は、通常、【ライト】を組んで計算するのです。
■ 女の子の顔に光を回すためには【白レフ板や鏡】を使います。
( 女の子の顔に陰影をつけるためには【黒レフ板】を使いましょう)。
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さらに女の子の白い洋服に淡い陰影ををつけるため、【首】から下に当たる部分のレフ板に【グレーレフ】を使います。(白い洋服がバックの白に溶け込まないように・・)
☆☆レフ板の色の違いによる反射の違いで写りを変えるのも・・【極意】です。
例えば、背景に対して被写体を明るめに「ライティング」で補正・・レフ板も使用・・
カメラの露出が絞り f11 を示したら・・+方向1/3〜1/2段微調整してください・・→ 実効絞りは f 8,5 になります。
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写真専用スタディオでの撮影でしたら・・
絞り f 8,5 ・60分の1秒・ISO50 のデータで上手くいきますよ。
☆
カメラのオート露出機能(反射光式)は、「反射率18%」のグレー」が基準であることを知ること。
グレーよりも明るい被写体は「+方向」、暗い被写体は「−方向」に補正が必要。
白や黒を正しく再現するためには、思い切った露出補正が必要。