北原白秋の詩の意味
北原白秋の詩に「わたりどり」があります。
歌詞は次のとおりです
「あの影は渡り鳥 あの輝きは雪
遠ければ遠いほど 空は青うて
高ければ高いほど 脈立つ山よ
ああ 乗鞍嶽 あの影は渡り鳥」
小生は良くいみが分かりませんが、なんとか次の様に翻訳してみました。
恥を忍んで公開します。
どうぞ添削をして下さいませんか。
一番分からないところは「脈立つ山」の意味です。
よろしくお願いいたします。
「乗鞍嶽連峰を渡り鳥の群れが飛んでいる。
群れは輝く雪の上空を北へ飛ぶ。
北の晴れた日本海の空は青い。
登るほどに乗鞍嶽はそそり立っている。
乗鞍嶽連峰を鳥たちが過ぎて行く。」
(5月13日 22:54 追記:)
すこし修正しました。
今年もまた春がやってきた。(秋ならば雪はまだない)
渡り鳥の群れのシルエットが見える。
早春の太陽が雪を照らしている。
輝く雪の上に影を落とし*渡り鳥の群れは北へ向かう。
東京から遠く離れ乗鞍嶽に来ると、ますます空は晴れて青い。**
乗鞍嶽山系に登れば登るほど乗鞍の名のとおり脈をなす山系は馬の背の様に連なっている。***
乗鞍嶽から渡り鳥の群れの影が去って行くように、
自分からあの人の影が去っていく。
*早春ならば雪は山の斜面にしかないかもしれない。そうだとすればこの部分はいらない。
**「渡り鳥が向う北の日本海の空は青い」も考えられるが、作者の失恋の時期と重なるから作者が主格ではないのか。
***「そそり立つ乗鞍嶽山系は尾根が高高度ほど脈が連なる」も考えられるが、**に同じ。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん