被災地での支援の求め方
大震災から2ヶ月が経過しました。
元の生活環境に戻った・戻りつつある地域と、2ヶ月前と変わらず水道も電気も止まったままで食料などの支援物資も自治体から配給が届かない地域とがあり、復旧の格差が広がっているようです。
わたし自身は、公的な配給が乏しい地域に食料などを送り続けていて、全ての被災地が早く復興したらいいなあと願っています。
ネットで支援物資 want / need の掲示板を見ていたら、最近、支援物資依頼にこういう依頼者の方がいました。
「家は無事でしたが、夫の仕事が漁業のため収入がなくなりました。 私も水産会社のパート先が被災したので収入がなくなりました。 子供もいて大変なので食料や生活用品を支援して下さい」
これに対して、「失業は、被災地でなくたってする。 失業を理由に被災者支援サイトで支援を求めるのはおかしい」という意見が書き込まれていましたが、翌日くらいに管理者により削除されていました。
支援する人も、支援を希望する人もいろんな状況があるんだとおもいますが(被災地であらたに仕事先を見つけるのは容易ではない)、削除された意見は100%不適切な内容だったのだろうかと考えました。
支援を求めたのが、家が損壊したり、生活用品を失ってしまった人、物資の配給がないと食料調達すら困難な地域にいる人ならこういう意見は出なかったとおもうんですが、このような意見は被災地に暮らす人に冷たすぎたということでしょうか?
どう考えたらいいかわからなくなったので、こちらで御意見をうかがいたいです。
* できれば、支援経験のある方や支援中の方やボランティアされている方から御意見をうかがえればとおもいます。
(5月14日 23:07 追記:)
回答を下さった方々へ:
ご意見ありがとうございます。
「失業」の定義までは考えませんでした。
サラリーマンなら元の仕事に戻れる”との御意見については、会社や社長や従業員が流されたり社屋損壊して事業再開できるかわからかったり廃業したりで収入が絶たれた人はたくさんいます。 人によって、当座は失業手当がありますけど。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
被害の形態によってどう支援するかは支援者が判断すればいいとおもうのですが、
これと同じような支援依頼に対して、被災者の中からも「家・家財も失くしたもっと
困った人達もいるし、支援サイト掲示板を書き込んだらモノが無料で貰える
場所だと考えていると支援者達からおもわれないように考えて依頼してほしい」という意見が出てき始めたんです。
どの当事者も困っていることには違いがないので、どうするのがいいのか
考えてしまいました。