写真の盗作の判断基準は
今朝の地方紙の写真と俳句を組み合わせた投稿コーナーを見てびっくりしました。
採用されて掲載されていた写真が、以前ここのフォト広場で見て私が拍手をした写真にあまりにも良く似ていたのです。
景色とか行事などを撮影されたものならば、同じ場所で同じ時間帯に撮れば似てくるのはわかりますが、その写真は作為的かつ思いつかなければ撮れないようなユニークな構図をもった、人と動物をモデルにした物でした。
ただ違う点は、ネコが犬になっていたことと、人間の頭の部分が入っていたこと、俳句が添えられていた事でしょうか。
このサイトに載っていた写真の方は数ヶ月前でしたので、もしこれをまねたとすれば、今朝の新聞に投稿した人のほうと考えられます。
昨日のNHKニュースでも写真の盗作問題をとりあげていましたが、はたしてこの事例は盗作となるのでしょうか。
偶然とも考えられるし、あまり素晴らしいのでそれをヒントにして似せたものを撮ったとも考えられます。
でもなんとなく引っかかるものを感じます。
また大きい意味での写真の盗作とはどういう場合か、皆さんのご意見を伺えたらと思います。
なお質問に対する補足はしますが、一人一人の方へのコメントは控えさせて頂きますので、よろしくお願いします。
(1月8日 20:19 追記:)
すみません、言葉足らずで。
新聞の投稿は構図とアイデアがそっくりな模作と思われます。
新聞等に投稿するのは盗作でなく模作なら許されるものなのでしょうか。
カジーさんの回答をみれば、問題ないないのかもしれないとも思ってしまいますが・・・
(1月9日 14:32 追記:)
みなさん、貴重なご意見ありがとうございました。
写真における盗作、模作の線引きはむずかしいと実感しました。
そっくりコピーしたものであれば盗作そのものですが、素人が素人の真似をすることは、ままあることです。
しかしそれを新聞に投稿してしまうことは、法的にどうこうということ以前にモラルを問われる問題です。
今、ネット社会では自分の作品を簡単に大勢の前に発表することが出来るという便利な反面、盗作、模作される危険もあるのだということを感じました。
まぁ間違っても私の稚拙な写真は誰も見向きもしないでしょうけれど。(^_^.)