危険運転致死罪の適用の是非

運転免許を取得できる条件には居眠り運転をしてはならないという認識が醸成されている、と診るのが法的な一般的理解ではないでしょうか？

逆に言えば、運転免許を持たないものにはそのような認識はない、とも言えます。
ただ、一般的には眠い最中になにかをやっても正確な仕上がりには至らないという知識や経験を持っているとは思いますがね。

よって無免許者の事故は、免許保持者の事故とは違う法を適用すべきだと思います。

「技能」を云々する事で、「無免許だからといって、技能がないわけではないので、危険運転にならない」とするならば、「免許制度」の根本から考え直す必要があるのではないかと思ってしまいます。　すなわち、誰が見ても「免許が無い」のは「危険な運転」であり、それを故意に行なっていたのであるから、「危険運転致死罪」が成り立つと考えたいです。

また、夜通し遊び歩いていて、眠いのが分かりながら、「眠ってしまう」可能性がある上で、凶器となる車を故意に運転したのであり、「居眠り運転」の上で死傷事故を起こしたのであるから、それにおいても「危険運転致死罪」となると感じます。

ただ、それでも20年なの？　もう、世の中に出さないで欲しい。　甘いんじゃないんでしょうか？　何回も無免許運転を続けておいて、事故だって起こしているらしいし、「更生の可能性」なんてないでしょ？

それでも、刑罰が軽いなら、氏素性を明らかにして出てきてからも社会から制裁を受けさせるべきと考えてしまいます。　これは、運転していた人も、同乗していた人も同罪で考えるべき問題であるとも考えます。

もうひとつの方法がありますよ。

この男は「一晩中運転していた」と供述しています。居眠りをひきおこすほど疲れていたわけですから、禁止事項の一つ「過労等運転」にあたります。
また、そのような行為が眠気を引き起こすことをわかっていながら運転を続けたとすると「未必の故意」による殺人罪の適用も可能です

この事故の前にも、何処かで居眠りで軽い事故でも起こしていると、危険を承知で運転していたという事になるのでしょうが・・

このような奴は、死ぬまで寝かせないの刑にして欲しい。

定義付けの設定ではそうなるんでしょうね・・・・きっと。
結果として当然叱責されるべきですが、エエイ構わんやってやれ！と思ってやった訳ではないですね。
そこん所の段階分けですから・・・・・。