子どもの日に因んで、少子化について教えて!
少子化や高齢化は単なる社会現象で、社会問題ではないと、強弁する人もいます。本当でしょうか?
年金問題や経済成長や国・地方の税収に影響しますから、将来を揺さぶる大問題だと思うのですが、楽観論者が多いような気がします。
個人的には、楽観論者は夢想主義者で、悲観論者は現実主義者だと思っています。
既に、2010年度の人口動態は、社会減、自然減合わせて、3.11の影響もあり、約25万人の純減だったそうです。これからは、人口の新生児誕生数が若干増えたとしても、高齢化が高水準で続き死亡者数が増えます。
少子高齢化は加速度的に深刻になるのです。日本丸は本当に大丈夫なのでしょうか?考えてみて、教えてください。
(5月5日 22:42 追記:)
高齢化が高水準で続き、一定時点で死亡者数が急増します。団塊の塊が全員鬼籍に入った時点で、年金支給総額は減りますが、一方で人口減による社会の需要減、生産減のデフレサイクルの懸念はないのでしょうか?
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
ということは、消費が高まるということですね。イイことではないですか。今の問題は、人口減少が、経済の縮小を招来していませんか?
どんどん高齢化が進む段階では、消費性向云々よりも、高齢者が貯蓄を取り崩すので、国債の国内消化能力が低下する懸念があります。
>そこをうまくやるかどうかは人口減少の問題ではなく、現在も新製品、新技術の開発がなければ状況は同じでしょう。
イノヴェーションや新製品の開発がなければ経済成長の促進要因がなくなるでしょうが、人口減少が経済成長にとって、マイナス要因になることは否定出来ないでしょう。
ですから、中期的には、人口は均衡再生産ぐらいが望ましいのではないですか。人口の減少は、経済の縮小再生産の要因のひとつになると思います。