妻が自殺したのは東電のせいとの損害賠償請求は民事裁判で認められると思いますか？

めいきゅうさん、

憤りは、Q者にですか？A者にですか？私が問うているのは、日本も訴訟社会に近いづいているのかどうかであって、勝訴すると思うか、敗訴すると思うかを、面白半分に訊いているのではありません。

職場の人がウツで自死したというなら、仕事や職場との関係で、因果関係がが問われるでしょう。

一方で、環境の変化で死を選んだというケースを環境変化の遠因または原因に責任ありとすれば、企業にしろ個人にしろ、常に訴訟のリスクにさらされる訴訟社会ですね。

日本はそれに近づいているのか、と問題にしているのです。

ボルテさん

まず「Ｑ」の問題です。
この「Ｑ＆Ａ」がどのような所であるか認識されていると思います。そしてまっとうではない「Ａ」や「コメント」がなされる事が予測できると思います。（遊びの要素がかなりあるからです）
はっきりいいまして、この質問は「日記」でされるべきであると判断します。

私人である原発事故の被災者の自殺にかかる件であり、遺族は悲しみと怒りの中で提訴したものです。
公人に対するものと異なり、十分に配慮すべきと思います。
ボルテさんの「Ｑ」は、『勝訴となるか敗訴になるか』と『訴訟社会になったということなのか』の2つです。

そして「Ａ」と「コメント」に常識を疑うようなものが散見されます。当事者にとって大変な問題であり、どのような結果になるか、どのくらいの時間を要するのか不安を抱きながら提訴したものです。

訴状がどのようになっているのか、事故発生から自殺に至るまでの経緯等の情報があまりない中であれこれ言うことに疑問を感じます。
そして、訴訟の実務がわかるものにとっては、この件は賠償金を得ることが第一の目的でなく、東京電力の誠意のない対応に対して懲罰的提訴をしたものだと思われます。
刑事では無理なので、民亊の不法行為に対する損害賠償請求で提訴されたものと推察されます。

新聞によれば、当初7250万円の請求額を予定していたが、慰謝料を2000万円増額して総額9120万円の請求にしたとのこと。
交通事故の死亡事故の損害賠償額と比較して、高額な請求額である。

賠償の可否に関しては、自殺と原発事故との「相当因果関係」の有無が問われるもの。
交通事故の被害者の自殺や、仕事の過労で自殺するケースがあり、損害賠償や労災保険が認定されるケースが少なくない。

訴訟社会についていえば、その方向で進んでいると思います。
一般の人にはわかりませんが、弁護士さんに聞くと多岐にわたり依頼されるとのことです。
」
長くなりますが、≪毎日新聞です≫
原発事故:自殺女性の夫が提訴「東電の責任、法廷で問う」
毎日新聞　2012年05月18日　21時30分（最終更新　05月18日　23時02分）


妻の自殺を巡って東京電力を提訴し、記者会見した渡辺幹夫さん＝福島市で２０１２年５月１８日午後４時４１分、三村泰揮撮影
拡大写真　「ただの自殺にしたくない」。東京電力福島第１原発事故で避難を強いられ、昨年７月に自殺した福島県川俣町の渡辺はま子さん（当時５８歳）の夫幹夫さん（６２）ら遺族４人が１８日、東電に約９１２０万円の賠償を求めて福島地裁に提訴した。花好きな愛妻の人生を奪った事故。「訴えなければ放置されたままだったのではないか」。東電の対応が遺族に提訴を決断させた。

　幹夫さんは記者会見し「私みたいに悲しんで苦しんでいる家族も、泣き寝入りしないで闘うべきだと思い、提訴しました」と沈痛な表情で訴えた。弁護団は「公開の法廷で東電の社会的責任を問う」と意義を強調した。

　昨年夏ごろの東電の賠償説明会。自殺の経緯を告げると、社員は「対応できないので後の機会にしてください」と言った。だが何の音沙汰もない。弁護士に相談し提訴へ動き出した。弁護団によると同種訴訟は初めて。原発事故による自殺の実態は分かっておらず、復興庁は６月から調査する方針だ。

　訴状で遺族側は、避難生活で精神疾患を発症し昨年７月１日に自殺したと主張。東電は「訴状が届いておらず回答を差し控える」とのコメントを出した。

めいきゅうさん、

めいきゅうさんの真面目な主張はよくわかりますが、最近の風潮を見ると、何かやたらと、国やら会社やら大樹に付け回しをする風潮があるような気がしてしようがないのです。

＞そして、訴訟の実務がわかるものにとっては、この件は賠償金を得ることが第一の目的でなく、東京電力の誠意のない対応に対して懲罰的提訴をしたものだと思われます。

と弁護する割には、９０００万円という賠償額を請求しており、その額の妥当性は分りませんが、昨今の大樹に付け回しをする風潮と軌を一にする物のように感じられ、日本社会が変質しつつあるのではないかと感じられるのです。

それ故、訴訟社会到来の予告なのかと意味で、Qを出しましたが、茶化したようなAがあるのはいつものことであり、それを憤ってはこのコーナーのポテンシャリティーが狭まってしまいそうです。

なお、家族も公開で提訴に踏み切った以上、ある程度世間の雑音は覚悟しているのではないでしょうか。

脱線しますが、南総（千葉県の一部）の里見家は山陰の出なのですか？

その反対の様です。
北条氏に敗れて、落ちて行った先が、倉吉だと言うように聞いています。

どうやって落ちて行ったのか興味ありますね。

船で太平洋の沿岸沿いに瀬戸内海まで、または津軽海峡を通過して日本海に？

どうも勘違いをしておりました。
里見家は北条との戦いで敗れたのではなく、慶長年間に転封と言うことで倉吉に移ったみたいです。八犬伝は多分馬琴が、主君の死に殉じた８（７）名の臣下を題材にされた可能性がありますね。
北条攻めの時の失態の理由は何故か。
徳川家と同じ新田家に関係した血筋で、家康らに疎んじられたのか。詳しいことは知りません。

わざわざ有難うございます。

まだ、訴状が明らかになって居ないので何とも判断出来ませんが、

原発と、その無くなられた方との

因課関係が立証できるかどうかですね

まだ、訴状が明らかになって居ないので何とも判断出来ませんが、

原発と、その無くなられた方との

因課関係が立証できるかどうかですね