日本の借金のうち十数%は農業保護によるものですか?
日本の農業への保護のために支出している金額は定かではありませんが、日本の農業保護率というものが50%になっています。
このパーセンテージを農業の生産高に当てはめれば、毎年保護のために2兆3000億円の税金が使われていることになります。1986年にはこの農業保護率が65%あったようです。
この2.3兆円を保護があったと思われる期間40年間に当てはめれば、92兆円の国税を保護のために使ったことになります。この金額は日本の多めに見積もった純負債774兆円(総負債1024兆円ー総資産250兆円)の12%になります。
(1)この推定された保護額92兆円より正確な数字をご存知の方、いらっしゃいましたらお教え願います。
この保護額に国税が使われているだけでなく、安い輸入品を買えないという点も加味すれば、国民の負担は数百兆円にのぼるのではないかと推測するところです。
(2)この保護を容認する人、ひいては国の借金の増加を容認した人は国の借金を減らすために消費税増税に賛成すべきでしょうか?
(3)消費税増税反対の方に農業保護を容認するTPP反対の方が多いようですが、これは思考がねじれている、あるいは矛盾していると考えてよろしいでしょうか?
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
台所を預かる主婦は外国からの輸入を制限せず、選択肢が広がることも歓迎しています。このまえフランスで買ったチーズが日本では5倍、10倍の値段で売っています。生活に困っている人には関税障壁、非関税障壁がなければありがたいことでしょう。結果的に保護するとまわりまわって貧しい人が困る結果になる。その辺のいろいろな全体に与える仕組みを考慮して考えた結論ならそれでいいのではありませんか。
ただ一般的に保護という考えははいわゆるシロアリが巧妙に使う理屈と似ていますから、シロアリを退治するのは難しいと思いますよ。保護をすることによって安いものを買いたいと言う主婦を困らせている面もあるわけですから、家計をやりくりしなければいけない主婦でもあなたと違った感覚の人が多いですね。あなたは少し豊かな主婦を代弁していますね。
ペンネーム:回答者 (匿名希望)さん
私は決して豊かな生活ができているわけではありませんが、あまり輸入物愛好者でないので、感覚が違っているかもしれませんw
でも、チーズは好きなので、フランスのチーズが安く買えるのは嬉しいかもです。たまにはフランス製チーズを買うこともあって、
売れ残って割引になっているチーズ狙いで、熟成して美味しいところを手に入れるのが趣味です(^-^)/
TPPについては、含まれる範囲も広いとか、聞きかじっている程度の知識で、賛成、反対と言える結論を出せるわけではありませんが、農業分野については、単に保護政策というのではなく、過渡的に対応が欲しいと思います。
もちろん適応して行く努力はしなければならないでしょうけれど、みんな生きていかなければならないですから。
余談ですが、米という字は収穫までに八十八手間が掛かるからとかw白髪三千丈的誇張はあるかもしれませんけれど、いまは機械化されていますが、昔は本当に大変でした。
ペンネーム:回答者 (匿名希望)さん
たしかにエネルギー問題は資源の少ない日本にとっては大問題ですね。
秋田の何処かで油田があったのを記憶していますが、いまは全く残っていないのでしょうね。
いまは農産物もエネルギー頼りの部分も多いわけですし。
自民政権時代も農地の集約を推奨して、大規模農業への移行を政策に掲げていたように思います。
私が知っている範囲では,あまり効果があった感じはしませんでした。
ゆきちさんが言われているのも、農家を見殺しにして良いと言っているわけではなくて、単なるバラマキではない有効な政策を模索して欲しいということなんだろうと受け止めています。