東大教授の安冨歩:『原発危機と「東大話法」』(2012年1月出版)について。
著者である安冨氏(以下敬称略)は、
福島第一原子力発電所事故をめぐって、数多くの東大卒業生や関係者が登場し、その大半が同じパターンの欺瞞的な言葉遣いをしていることに気づいた。
安冨は原発がこの話法によって出現し、この話法によって暴走し、
この話法によって爆発したと考察し、
まず「言葉を正す」ことが必要ではないかと考えた。
安冨の提示した東大話法の概念は、
「常に自らを傍観者の立場に置き、自分の論理の欠点は巧みにごまかしつつ、
論争相手の弱点を徹底的に攻撃することで、
明らかに間違った主張や学説をあたかも正しいものであるかのように装い、さらにその主張を通すことを可能にしてしまう、
論争の技法であると同時にそれを支える思考方法」というものである。
東大話法は、
自分の信念や感覚にもとづくものではなく、相手を言いくるめ自分に従わせるための、言葉を使った暴力だと説明される。
この話法は、東京大学の教授や卒業生だけが使う技術というわけではないが、使いこなせる能力を有する人は東大に多く集まっているのも事実だという。
『官僚』、学者、財界人、言論人にも、この話法の使い手や東大話法的思考をもつ人がいるとされる。
さらに、権力の集まる場所にいる人の多くが東大話法を操っており、
その技術が高い人が組織の中心的役割を担うようになる、これは国民にとって大変な不幸である、と述べている。
ウィキペディアより、転載。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E8..
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上文を踏まえて、
日本の政治つまり、日本国自体がと言った方が良いかも知れませんが、『陰の政治家である』官僚に支配されているように強く感じておりますが、
Q1 官僚支配を払拭し、選挙で選ばれた国民の代表である政治家が実質実権を握るためには、どうしたらいいでしょうか。
Q2 安冨氏の説く、この東大話法を、みなさんはどう思いますか。
宜しくお願い致します。
(9月7日 20:24 追記:)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E8%A9%B1%E6%B3%95
WikiサイトのURLが間違っておりました。
正しいアドレスを再転載致しました。
(9月7日 22:55 追記:)
回答とは無関係の、コミュニティへの誹謗中傷がありましたので、一部、回答を削除致しました。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
そうか、東大を一度解体したら面白そうですね。