ポルテちゃん、
質問の大命題がーー
>経験的に、正面きって、「日本大好き」とか言う人は軽薄か無教養な方に思えて仕方ないのですが・・・。
この、経験的(??)から始まる文章、理解できる人いるのかなぁ〜?−−と私は思うよ。
「日本大好き」の人間がーーと主語を個人の価値観におき批判してる。
個人の価値観は誰にも批判される筋合いのものではないんだよ。
「無教養」と教養について、ポルテちゃんは言及してるよね。
であれば、ポルテちゃんの頭の中を、私が勝手に解釈してーー次のように主張したかったんじゃないのかな(主張すればよかった)。
教養は知識の集積ではない!
誰でも二十歳になったら大人になります。
しかし、法律上は大人でも、子どもっぽい大人、子どもっぽい老人が巷にあふれている。
彼らはB層の住人です。気分は子ども時代の延長のまま、それで非難されるどころか、むしろ「いつまでも子どもの心を失わないこと」が尊重される世の中です。彼らは個人主義者であり、「理想の大人像」は成立しないと嘯く(うそぶく)。そう考えた世代が現在の日本をつくってきました。
教養を謳ったバラエティー番組やクイズ番組が激増し、学者が出演して「面白くタメになる」学問を紹介しています。資格取得ブーム、脳ブーム、新書ブームも平行して発生しました。
しかし、いくら知識を身につけても、教養人になれるわけではありません。
世の中には、立派な経歴と豊富な知識をもつバカがたくさんいます。彼らは、どんなに知識を増やしても、せいぜい知識人にしかなれません。
知識人と教養人の間には深い溝が存在するのです!
かってニーチェは民主主義が新しい形の奴隷制と専制を生み出すと予言しました。かれはプラトンからイマヌエル・カントに至る西洋知識人に罵声を浴びせる一方で、教養人・ゲーテをこよなく愛したのです。
ニーチェがゲーテから受け継いだのは、「知識」ではなく「教養」だったのです!
歴史と現実に向かう態度、周囲との間合い、つまらないものに対する「軽蔑」といったものだったのです。
私は現代B層社会に対抗するキーワードは「教養」だと考えている。
ーーな〜んちゃってね、格好いいじゃん。言葉遊びでいいんだよ。ニクタレ口は反発くるからさ、うまく遊ぼうよ。