造影剤の注射の仕方と副作用について

年に４度CT検査を受けています。
昨年は何ともなかったんですが今年の春から蕁麻疹が出るようになりました。
初めは気付かずにいたのですが、次の検査でより強く蕁麻疹が出たため申告しました。

それによると
造影剤使用の検査では初めはなんともなくとも回数を重ねると副作用が出る人が多いそうです。
副作用が出始めると回数を重ねるごとにより強い副作用をおこすようになる、ということです。

というような場合もあります。

造影剤使用の検査は検査が終了してもしばらくは経過観察のために時間を取ります。
ので、すぐに起こる副作用は病院が対応します。
時間がたって起きる副作用は緊急度がさがります。

造影剤による副作用
CT用造影剤は、血管をより鮮明に写し出すためのヨード製剤であり、圧力を加えて一気に静脈に注入する。
当然静脈注射は人為的ミスもあり得る。
また、注射後にはかゆみや発疹・発赤、嘔気、眩暈やしびれ、咽頭浮腫など、重篤な副作用の前兆とみられる症状が現れることもある。ごくまれだが、免疫系の劇症反応であるアナフィラキシーショックが起きると、呼吸困難や血圧低下で死亡することもある。
花粉症やアトピーなどアレルギー体質の人では副作用が発生しやすいといわれている。

主人は腎機能が低下し濾過が巧くできないので、造影剤の使用は主治医からは止められています。

造影検査とは、腕の血管（静脈）から造影剤を注入し眼底の血管や網膜を調べる為に用いられる検査方法です。

造影剤は、これを血管に注入した状態で、特殊なフィルタを通して光を当てると、蛍光に発するという性質のものです。

腕の静脈に注入すると、造影剤が心臓を経由して眼底血管へと流れていきますので、その様子を眼底カメラを用いて撮影します。検査時間は十分程度です。

後に残る副作用はないようで、造影剤注入で気持ちが悪くなる人はいるようです。

脳等の血管造影は、大腿部からカテーテルを患部まで差込み、造影剤を流しますが、目の場合が腕から流すだけですから簡単だと思います。