国の借金と貸付の関係
日本の政府は開発途上国に対し盛んに円借款という貸付のサービスをしますが、日本の国自体が借金まみれで国債の発行を続けてしのいでいるのが実態。
むしろ日本がどこかの国からお金を借りたい状態のはずなのに、この余裕はどこから来ているのでしょうか?
お金がなくても、「エエかっこ」をしているだけなのでしょうか?
日本の政府は開発途上国に対し盛んに円借款という貸付のサービスをしますが、日本の国自体が借金まみれで国債の発行を続けてしのいでいるのが実態。
むしろ日本がどこかの国からお金を借りたい状態のはずなのに、この余裕はどこから来ているのでしょうか?
お金がなくても、「エエかっこ」をしているだけなのでしょうか?
ペンネーム:ボケマンさん
>日本がどこかの国からお金を借りたい状態のはずなのに
どこから、こんな認識が生まれるのでしょうか?
むしろ、日本中にカネは余っているのですよ。だから、預金金利が低いままに据え置かれているのです。
ペンネーム:コウケンさん
あなたの住宅ローンと似たようなものだと思います。
住宅ローンがなければあなたは、住宅購入代金を一括で払うことが出来ないので、持ち家に住むことは出来なかったでしょう。
この住宅ローンがあるから、あなたは家を買うことが出来、ローンを貸した金融機関は利息を稼ぐことが出来、さらに住宅を供給する住宅産業が潤います。
日本が開発途上国に円借款を行うことにより、開発途上国は日本の企業によるインフラ整備をしたり、日本の製品を購入します。
日本の製品が売れ、日本政府は金利を稼げる。また開発途上国の経済発展に貢献できる。
こういった借款が出来るのは米国や日本のように安定した通貨を持っている国にしか出来ません。アメリカや日本が借金が多いとは言っても、これ以上安定した通貨はないのです。
日本の1000兆円の借金に対して(もちろん資産もあります)、円借款は数十兆円です。この数十兆円で開発途上国の経済発展に貢献でき、さらに日本にもメリットがある。それはある程度すすんで日本がやるべきことでしょう。
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ペンネーム:ミントさん
日本が、ギリシャのようになる日が近づいているのでは?
http://www.takarabe-hrj.co.jp/clockabout.html
わかりません。
ペンネーム:ボケマンさん
借金を背負っているのは、政府であって、国単位での日本ではありません。
GDP比では、日本政府の借金は、ギリシャの比ではないでしょう。200%を超えているのですからね。
サンザン云われたことですが、借金が外国から調達されたか、国内から調達されたかの違いがあるのです。
ただし、国内から調達された借金だから問題ないというつもりはありません。
ODAは、インフラ整備に充てられるのでしょうが、調達や発注に際して、日本に注文や仕事が回って来ることがあるのですよ。
ペンネーム:ミントさん
政府の借金は、国の借金にあらず?
つまり政府が変われば、借金も消えるのでしょうか?
いずれにせよ借金は国債が中心で、しかも国内調達が主。
どこかの国から借りたら、もっとまずい事になる可能性があるんですね。
逆に円借款を実施した方がメリットが大きい事が、なんとなくイメージできました。
ペンネーム:ボケマンさん
>つまり政府が変われば、借金も消えるのでしょうか?
この場合、国とは、政府だけを指すのではありません。大ざっぱに、国とは、政府・自治体、民間企業、国民(家計)からなるのであって、政府は国の一部であって、全てではありません。
政府が変っても、政府の借金は消えません。
ODAは、実際には、政府機関である国際協力銀行や国際協力機構(JICA)から貸し出されます。
大方は、国内での債券発行で調達したカネがODAに回るのですから、政府の借金とは無関係の話なのです。