「永遠の0」への評価・感想について
百田尚樹氏の小説「永遠の0」を読んで泣きました。
300万部を超える大ベストセラーですが、一方では酷評の声もあります。
史実のねつ造だとか、戦争賛美だとか。
戦争賛美と酷評している人の中にはアニメ監督の宮崎駿もいます。 宮崎作の「風立ちぬ」よりも人気が出た腹いせでしょうか。
私自身は「永遠の0」の小説を読み映画を観ました。 映画も良かったです。
小説も映画も、国のために死ぬことが美しいとも、殺し合いがカッコいいとも言っていませんし、特攻隊をヒーロー化してもいません。
この作品は、戦争の時代に生まれてしまったことで大切な人達と別れねばならない苦しみや悲しみをベースに、仲間の死や自分に迫りくる死への恐怖を押し殺さなければならなかった時代が過去にあったことを描き、戦争がもたらす悲しみの数と平和の尊さを感じさせるものと感じました。
感性は人それぞれだと思いますが、この小説や映画に戦争賛美の匂いを感じた方がもしいらっしゃるとしたら、どういう点が良くないのかご意見を伺わせて下さい。
また、良い感想も伺いたいです。
ペンネーム:ピースさん
ヒィさんのご回答の冒頭4行については、回答者のタカさんや私の感想の一部抜粋ですが、私たちは戦争賛美を感じているとは全く申しておりません。
映画「永遠の0」は、まるでモナリザの微笑みのごとく、観るものに様々な想像をかきたたせる素敵な作品だと思います。