今年のアベノミクスはどうなる！？

アベノミクスはどうなる？

どうにもなりません。金融緩和をし物価上昇に誘導するだけで、第三の矢は的外れ・・・おまけに増税をやるので、元通りのデフレに逆戻りするだけだろうね。

企業を優遇し、企業が従業員の給与を増やす？そんな事をする経営者がいるわけがありません。あのデフレ下で、２５０兆円も内部留保を積み上げた東証一部企業が、安倍さんの言う事を聞いて給与を上げる？笑わせちゃいけません。アホなことをやらずに、消費税を０％にすれば、景気は良くなるんですよ。

国の借金？バッカだなぁ・・・デタラメに発行される国債は、みんなの金融資産に化けてるんだよ！ほんとの国の借金は、国外から借りてる金だけだ。だから国債の積み上がりなんか気にするな！財務官僚が発行する間は、ジャンジャン使えばいいんだよ。Ｄｅｆａｕｌｔする前に、金利が上がるから、そうなったら発行を止めればいい。

財務官僚は、君らより賢い！と言うか、狡賢いんだな。だからヤツラは、そこんとこを十分計算している。国債が発行できなくなる＝国民の金融資産がなくなれば、発行を止める＝歳出を減らす事を、やっと考えるんだな。つまり、国の借金が積み上がるから増税だと言うのは、それをさせない方便なんですよ。わかりますぅ？

アベノミクスの狙いは本来、次のようなものであるはずです。

通貨供給ー＞需要の拡大ー＞売値の上昇ー＞利益の拡大

しかし実際には円安による仕入れ値の上昇が先にあり、売値の上昇ではなく、コストの上昇が先になっています。

それを補っているのが円安による輸出産業の好調と株高です。株高は個人だけでなく、株を所有する企業の利益も押し上げています。その資産効果による購買力の増加により、需要を押し上げている面があります。

しかし現在の円安は輸出数量の増加、輸入数量の減少にはつながっておらず、円安になればなるほど、貿易赤字が膨らむ構造になっています。ここが改善されなければ、輸出産業だけが潤う形となり、国内産業は悪しき輸入インフレの影響だけを受ける形になります。

さらに消費税増税の影響も出てくるでしょう。常識的には企業の２，３割の減益は現実的なものです。消費者が購買を落とさないとすれば、企業業績には影響はありませんが、別の面では、それは消費者の預金の減少につながる、それは次に、銀行の国債の買い余力の減少、国債安、金利の上昇と金融面での悪化要因につながっていきます。

しかしTPPは自由貿易の促進と外人に捉えられますから、株価にとってはプラスです。

たしかに円高の中での株高が海外旅行をするものにとってはいいですね。輸出数量の増加、数量の増加による国内産業の活性化につながれば、円高における株高も不可能ではないでしょう。

アベノミクスといっても金融緩和と財政出動で景気がよくなっている格好です。
　財政出動は従来の景気浮揚策の踏襲で国の借金が増えます。
　第３の矢である肝心の成長戦略といっても具体的な政策はありません。４月は消費税増税を控えていますし、駆け込み需要は消滅、景気の下降は間違いないでしょう。
　ただ景気浮揚へテコ入れを図るでしょうから、それがどうなるかですね。私としては、まだまだ?本物の景気浮揚?ではないような気がします。
　借金増大する財政出動を続けて本物の景気浮揚がいつ実現できるか、壮大な実験という感じですね。