ブラウン管テレビの廃棄。

う〜ん、ごみとして出すのはまずいのではないでしょうか。

回答者も含めてCRT粉砕時の作業にのみ関心がおありのようですが、ことは爆縮に対する注意だけではありません。ブラウン管（CRT）の内側にはX線を吸収するために鉛が使用されています。鉛には毒性があり大量に摂取すると鉛中毒症状を引き起こすとされています。そのためリサイクル業者に引き渡すことが必要なのです。

会社で製品環境の仕事に従事されている人は誰でも知っていることですが、EUではすでに2006年7月1日からRoSH（電気・電子機器における特定有害物質の使用制限）指令が発効しており、使用が制限されている6物質には鉛も含まれています。

したがって、今では国内メーカーのほとんどは鉛を使用した製品を製造していないと思います。
（とはいえ、ワイングラスにはまだ鉛が使用されているようです。使用時になめたりするはずもない電気・電子製品には鉛含有が認められず、口にするグラスには見栄えよくするために鉛含有でいいのかという疑問は残りますが、実際にはガラスに含まれる鉛が溶け出すことは考えにくいので問題ないのかも・・・。）

身近な例では、従来は屈折率を上げるためカメラのレンズにも鉛が使用されていましたが現在ではすべてのメーカーが使用していないはずです。

結論として、通常の燃えないゴミとしてご自身で処理・廃棄されることはお勧めしません。

ブラウン管だけにしたら
まずブラウン管全体を不要な服・布で包み
見ていた画面を下にして電気コイル（電線）を上にして
座子の上に立ちブロック（重たい物）を落としますと割れます
（割れたらしばらくその場をはなれます）
見ていた画面は厚いので布の上からハンマーですこしづつ
割って行きます

テレビを解体するには、プラスチックと電線や基盤を外していきます。
最後に残るのがブラウン管ですが、これを割ろうとするとチョット大変です。
まずブラウン管をダンボール箱（2重）などに入れ、その外から鉄パイプ（バールのような物やスコップでもｏｋ）で思いっきり叩く（パイプの角で画面広い部分を叩くのがこつ）。
ボーンと破裂するような音がして粉々に割れます。
後はお好きなように。

その　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
無謀ともいうべき勇気に乾杯！