庭の土壌改良について

有機質を補う意味で、枯れ葉（２−３年物）、腐葉土（国内産のもの）を鋤きこむのが良いでしょう。
微生物の餌になり、その微生物や昆虫が土を肥沃にします。

畜糞は窒素過多になり病害虫をまねきます。

それと同時に、庭の土の一部の雑草を根こそぎ抜かずに、土の上３ｃｍ程残して、雑草のカーペット状に１年維持してみてください。
芝生の維持の要領です。

そして、その後掘り返して比較してみてください。

陽の光がむき出しの土に直接あたると、乾燥と紫外線で不毛になります。
草と地面の間や根の周囲に微生物と昆虫が居付き、有機物をもたらします。

果樹園の下草を残す　草生栽培　が現代では主流でして、長く雨が降らなくても、草の下の土は湿り気があります。
当然、除草剤は使いません。

こんにちは＾＾

専業農園の経験から言いますと、本気で土質改良しようと思うなら２年何も植えません。
基本的に、糞系肥料にしても堆肥にしても、今市販されているものは１００パーセント信頼できません。
糞系が多いと窒素過多になって虫が湧きます。

秋に腐葉土をシッカリ入れて耕起します。
その時に、炭を粉砕したものを入れても良いです。

一番簡単なのは、広葉樹の落ち葉を沢山集めて秋に鋤き込むのです。
そのあと、ヘアリーベッジ（れんげ）などの種を撒いて、春に種が付いた頃鋤き込みます。
団粒構造になって良い土に変わってきます。

とにかく、素人の話を鵜呑みにしない事です。

土づくりは理論ですよ。

出来るときにすればいいと思いますが…。できれば、一年生の植物の花が終わる頃がいいかな？
土を柔らかくするには、堆肥や腐葉土、枯れ葉なども敷き詰めて上から土をかけて分解を早めるのもいいと思います。まあ、時間をかけて楽しみながら実行するのがいいでしょうね。