取引所が存在しない場合の為替市場とは?
為替市場には証券取引所のような取引所はありません。しかし1ドル=100円の時には、全世界中で1ドル=100円の値段がついています。どこか世界中に影響を与え、指標となる大きな市場があるのでしょうか?
為替市場には証券取引所のような取引所はありません。しかし1ドル=100円の時には、全世界中で1ドル=100円の値段がついています。どこか世界中に影響を与え、指標となる大きな市場があるのでしょうか?
ペンネーム:バンクさん
>どこか世界中に影響を与え、指標となる大きな市場があるのでしょうか?<
為替の世界では「ロンドン市場」とか「NY市場」という言い方をしますが、特定の「指標となる大きな市場」が存在する訳ではありません。
「ロンドン市場」とか「NY市場」とは時間帯だと思ってください。
たとえば、日本時間の午後9時ころから、翌日の午前5時頃までは「NY市場」と表現されますが
単に、アメリカの人達が眠りから覚めて活発に活動しているので、輸出入や投資などの実需やFXでの「為替取引」が頻繁に成るということです。
そして、その「為替取引(通貨の売買)」の全ては「インターバンク」(為替トレードを行う銀行)を通して行われます。
具体的には、それぞれのインターバンクのトレード・ルームに居るディーラー達が、世界中の為替取引が表示されているモニターを見ながら
顧客からの売り注文と買い注文を突き合わせて売買を成立させているということです。
現在では、コンピューターの発達によって、小口の取引はコンピューターが瞬時に売買を成立させていますので
為替ディーラーが銀行(インターバンク)間で直接売買取引を行うのは、100万ドル(約1億円)を1本として、1本〜数十本などの大口(多額)の取引だけです。
ペンネーム:ムーミンさん
.
外国為替の市場とは、市場と名が付いてはいるが、取引所の
ような取引センターは有りません。
主に、外為業務部門を持った大銀行がネットワーク上で取引
をする集合体の名で、銀行間取引市場(外貨インターバンク市場)
などと呼びます。
これは国際的な市場で外国銀行も参加する。そのために市場
において取引されるレートは、時差の関係で地域のインターバンク
市場で計算(変動)された所謂、為替レートとなる。
。^o^。
個人事業主の住民税は、確定申告の所得額から引けるのですか?
妻は亡くなく子供のいない兄の遺産はどうなるのでしょうか? 兄弟三人は生存、で二人は死亡していますがその場合彼らの子供達に親の遺産相続権が移るのでしょうか?
株、債券、投資にはまったく詳しくありません^^; Jリートを勧められています・・・ 年利率が8%とか・・・ 騙されてるのでしょうか? 証券会社はM証券です。 (2月3日 14:20 追記:) 趣味人倶楽部の皆様 貴重なご回答、ご意見ありがとうございます。 皆様...
寝たきりになり会社を退職した場合は失業保険請求できますか?(加入20年)
40年来の宝籤マニア、購入ジャンボ毎回1.5~3万、5万円当り たった一回。ニアピン全く無し。疑問あり、誰か教えて下さい。 一等は毎回200本もあるという。発表される当選番号は一個しかない。どうなっているんだろう?全く同じ番号が200以上発行されているのか?日本一...
あるホテルの預託金制度会員のお誘いを受けています。気に入っているホテルなので、入会を検討中ですが、預託金制度というのは初めてなので、少々不安もあります。 このような制度をとるホテルは多いのでしょうか?やはりリスクは多いのかしら?と考えを巡らせています。 会員でいら...
ペンネーム:ワカランさん
たとえばモニターAと、モニターBでドル円のレートが違う場合は、どのようにレートが決まりますか?
また証券会社のFX取引でめまぐるしく動いているレートはどこのモニターに連動していますか?
ペンネーム:バンクさん
なので、極端に言えば
「お互いが納得すれば、いくらの価格で取引しようが自由」という事に成ります。
これが基本的な考え方です。
その上で、実際に行われている為替取引のお話しをします。
インターバンクのディーラーとFXの個人トレーダーでは、取引をしている相手が違います。
逆に言えば、やっている事は全く同じなんですが、取引している金額や取引相手が違うだけということなんです。
分かり易く言えば、インターバンクのディーラーの場合は
たとえば、
取引相手であるインターバンクの銀行から「ドル円を10本(1000万ドル・10億円分)欲しい」という様な注文が入ります。
しかし、その時に、相手は「売り」なのか「買い」なのかは言いません。
注文を受けた側のインターバンク・ディーラーは「にいまる・さんまる(100円20銭−100円30銭)」という様に「ツーウェイ」の値段を表示します。
そこで、注文する側が「買い」か「売り」と言って注文が成立する訳です。
FXの個人トレーダーの場合は
自分が取引をしている証券会社と「相対取引」をしているという事に成ります。
ですから、取引する証券会社によって微妙に表示される価格は違います。
A社、B社、C社のチャートに表示される価格を比べてみれば、スプレッドや価格が違う事に気づくでしょう。
(分かり易く、極端な言い方をすれば、どんな価格を表示しようが証券会社側の勝手なんです。トレーダーはその価格が気に入れば取引すれば良いし、もしも気に入らなければ、取引をしなければ良いのです。)
FXの個人トレーダーの場合は、
自分の取引している証券会社の取引システムに表示されている「BID」と「ASK」の価格
たとえば、「100.234 - 100.224 」 などの「ツーウェイ価格」を見て、売りとか買いの注文をパソコンの画面をクリックして出しているという訳なんですね。
ペンネーム:ワカランさん
この100円20銭ー100円30銭の値段が、相対取引とはいえ、てきとうに決めたレートではないと思います。このレートがどこから来ているのかと言うことです。需要と供給で決まるという一般的なことではなく、具体的にどのように決まっているのかです。また長い交渉の末決まるのではなく、瞬時に決まるのでしょうから、何かレートを決める決定要因があるのではないでしょうか。ここでインターバンクのモニターの話が出てくるのかもしれませんが、先のコメントと同じ質問になり、モニターAと、モニターBでドル円のレートが違う場合は、どのようにレートが決まりますか?
>FXの個人トレーダーの場合は
自分が取引をしている証券会社と「相対取引」をしているという事に成ります。
これも相対取引とはいえ、証券会社がてきとうにレートを提示しているわけではないと思います。なにかレートを決める決定要因があるのではないでしょうか。まして刻々とレートが変わるのですから、どこかの銀行に連動させていると言うことはあるのではないでしょうか。
ペンネーム:バンクさん
ひと口に、インターバンクのディーラーと言っても、役割別にカスタマーディーラー、インターバンクディーラー、プロップディーラーなどに分かれます。
カスタマーディーラーは輸出入企業や、保険業界などからの注文処理を行い、インターバンクディーラーはカスタマーディーラーから入った注文や、他の銀行から入いる注文などを処理します。
それに対してプロップディーラーは自己勘定で裁量取引を行いポジションを持って利益を追求しています。
その全てのディーラー達が目の前に表示される複数のモニターをみていますが、そこには現在、世界中の銀行間で取引されている各通貨の価格(レート)の他に、企業やファンドやFXなどからの予約注文がいくらの価格で入っているかも表示されています。
(何処から出ている注文で、その注文がどの位の大きさの注文かも大体分かると、この先の為替相場の先行きが予測できる場合もあります。)
それらの情報を瞬時に考慮しながら、現在の価格から大きく乖離していなくて、なおかつ相手が買ってくれそうな(売ってくれそうな)価格を表示して取引を行います。
質問者の
>このレートがどこから来ているのかと言うことです<
に、敢えてお答えすれば、それは「現在の価格」ということになるでしょうか。
常に「現在の価格」と、今の市場の動向や予約注文状況の情報などを念頭に置きながら利益が出そうと思われる取引を裁量で繰り返しているということです。
FXの個人トレーダーの場合
各証券会社が使っている「トレードシステム」は、いくつかのシステム開発業者が開発したものをそのまま使っている業者と
自社開発した「トレードシステム」を使っている業者が混在していると思います。
たとえば「MT4」などが有名ですね。
そして、その各システムに表示されるツーウェイ価格は、どこかのインターバンクの現在価格と連動して表示されているかもしれませんが
何処の業者が、どのシステムと繋がっているのか?などについてまでは詳し知りません。
そして、各証券会社では、自社が採用しているトレードシステムに多少の手を加えて価格を表示させていますから
大きく言ってしまえば勝手に価格操作ができるという事ですから、
>証券会社がてきとうにレートを提示しているわけではないと思います<
は、当たっていないと言えるかもしれませんよ。
おっかない話しをしますと・・・・・・
株式の世界では禁止されている「インサイダー取引」が、やりたい放題なのが「為替取引の世界」という側面があるのです。(笑)
ペンネーム:ワカランさん