長寿の秘訣はなんでしょう？

私の父は９９歳まで生きてました。そして元気でした。死因は正月の餅を喉に詰まらせて窒息死でした。苦しかったでしょう。
長生きの秘訣はと良く聞かれてました。すると父はいつも「良く煮た物、良く漬かった物」と言ってました。
実際に生物や、肉や牛乳は食しませんでした。タバコは吸いませんし、酒は飲みませんでした。
生まれつき長生きの血統なのでしょう。祖父は江戸時代元治元年生まれです。私は６０代後半、何処も痛くもありません。元気いっぱいです。

そうそう父は３０歳の時に痔の手術をしただけでその他には医者には行った事無かったそうです。私はもう３０年以上医者には行ってません。薬は何も飲みません。

人間100年生きても、たったの3万6525日、では余談を一つ。
中国3000年の歴史と言うと、さも長〜い歴史と思いがちですが、人間100年生きればたった30人の歴史でしかない。日本はたったの20人ぽっちである。

さて本題だが、長寿の実践例をここで述べるのは不可能だろう。
なぜなら長寿の本人は100歳にもなっているであろうから、ＰＣは使えないと思う。

１０１歳の天寿を全うした義父が常に言っていたこと
『ストレスをストレスにしないこと、「為るように成る、為るようにしか成ら
ぬ」と思っていればストレスもストレスに感じない』

死の床に着く直前まで、晩酌に焼酎のビール割を中ジョッキで飲み、自
宅で取れたキュウリやトマト、タマネギ、キャベツなどを生のままつまみ
にして「これが俺の楽しみ！」とにったりと得意顔をして、チョット前屈み
の姿が目に浮かんできます。
成人した孫達が「おじいさん、もう一杯飲みますか？」と聞くとにっこり
笑って「♪酒は飲んでも飲まれちゃ成らぬ、それが男というものさ♪」と
歌って返事する陽気さもあって、３０人にも及ぶ曾孫に囲まれてにっこり
と破顔しながら静かに１０１歳の人生の幕を閉じました。

長寿を意識することなく、身を制し、立身出世、欲得に我関せずの姿
勢、寄ってくる者去る者にも自然体で接し、会う人すべてに笑顔で接し、
多くの人に尊敬と敬愛を受けた理想の人でした。

私の義父のようにありたいと思うのですが、この年（７０余歳）に至るも
世俗の煩悩に振り回されている昨今です。