円が安くなるとどうして株高になるのですか？

輸出関連企業は既 にこれ迄までの内部留保（貯金）が外貨で持っています。
（米ドル・ユーロ、その他）

だから、円安で膨大な為替差益が出るのです。　会社・株主は大喜びです。
これから、もっと円安になると儲かる企業の「株」をみんなが買い始めると、
益々株高になる訳です。　（買えば急落する事も知らないで･･･＾＾）

日本の株は外国人が多く買っています。
なので、円安になると外人の含み益が増えます。
リスクを取りやすくなり、また買いあさります。
よって株価が上がります。

あとは、株価は実体経済よりマインドによっても値動きするので
今はイケイケのマインドなのでは？
世界は『エネルギー（石油やガスなど）』『情報』『金融』を握ったものが世界を制するといいます。
そう言う観点から見ると世界の動きが理解出来と思います。

単純に考えれば、円安は円のインフレですからインフレリスクのある債権や預金にはお金が流れず、より利益を見込める株式市場にお金が流れるという形で株高が形成されていくのではないでしょうか。

ごく単純に、国内製品が輸出しやすくなり輸出製品を作っている会社が儲かると期待されるからではないでしょうか。

電力会社などでは、火力発電燃料を輸入して国内消費者に売るわけですが、簡単には電気料金の値上げができないわけだから、かえって儲けが少なくなり、何らかの工夫努力で「儲かるはず」と投資家に期待されなければ、株価は下がるはずです。

円が安くなっても、すべての会社の株価が一律に上がるわけではないと思います。