成人吃音、かくれどもりを解決された方、方法をご教示下さい。
昨日ここにUPした吃音の相談が、表現がふさわしくない等で強制削除されてしまいました。
せっかく親身なアドバイスを下さった方、申し訳ありません。温かいご助言に感謝していたのに、もう読み返すことが出来なくて残念です。
でも、自分自身のためにも、共通の悩みを持つ方のためにも、ここで沢山の情報を頂きたいので、ダメもとで再掲載します。
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唐突ですが、私はどもりです。
私がカミングアウトしない限り、気づく人はいません。
20歳の時に発症して以来、「根治」することよりも「ごまかす」ことに精を出してきたからです。
学生時代のバイト先での出来事から、「いらっしゃいませ」「おはようございます」他、母音から始まる幾つかの言葉が発音できなくなりました。
大学時代、心理学系の教授がマンツーマンでの自律神経訓練の機会を定期的に設けて下さいましたが、全く改善する気配はなく、教授の期待に応えられないことが辛くなって辞退してしまいました。
当時取得した教員免許も生かせるはずもありません。
朝礼や式典等で挨拶をしたり、母音で始まる生徒の名前を読み上げることができないからです。
「おはよう」が発音できないと、午前中人に会うのがとても恐ろしいのです。
20歳以来、学校にいても、オフィスにいても、午前中は、ずっと萎縮して、極力人と視線を合わさぬよう緊張しっぱなしです。
今日こそはと決意し、口を「お」の形にして声を出そうと頑張っても、喉が緊張し過ぎ、搾り出すような「異様なうめき声」が漏れるだけです。
こんなとき、相手は、ギョッとした顔でこちらを見ています。
その表情に、こちらも傷つき、悪循環で、益々発音が恐ろしくなり、条件反射のようにかたまってしまうのです。
(30年前に相談した吃音のクリニックによると、その瞬間、横隔膜が上がって発音を阻害しているとのこと。完治には最低五十万円かかると言われ、断念)
そんなわけで午前中の私は、オフィスに訪問客が来ても机の下を覗き込んで落ちているものを拾うフリをしたり、物陰に隠れたりするのです(挙動不審ですよね)。
若い頃から、接客や電話応対のない仕事を極力選んできましたが、年齢的に仕事を選べる状況ではなくなっています。
更に、特にキャリアのない凡庸な中高齢の女性が自立して生きていくためには、Wワークが必須です。
比較的年齢制限の緩いスーパーのレジ打ちとか、コールセンターの仕事とかを「吃音だから無理」などとは言っていられません。
約30年も放置してしまったこの「成人吃音」…。
話し方教室に通ったり、自己啓発セミナーに行く等、自分なりに努力は続けましたが、全ては徒労に終わり、生涯完治は無理とほぼ諦めてきました。
けれど今、この障害が、生きることへの障害となって立ちはだかりつつあるのです。
こんな状態では、仕事の選択肢を大幅に狭めてしまうのです。
つかんだばかりの今の仕事も、今後電話応対の仕事が入ってくる可能性もあります。
最近は、休日は朝から晩まで発音練習をしています。
一人のときには、8割がたスムーズに発音できるものの、人を前にするとスイッチが入ったように喉をはじめ全身が硬直して全く声が出ません。
早急に確実に、吃音をなんとか改善したいと焦っています。
お金と時間を使って、治療する余裕はありません。
どなたか同じような悩みを克服した経験のある方、解決策をご存知の方、ぜひ情報を頂ければと思います。
ちなみにSAYAKAのページには、これを日記形式で載せております(お悩みQで強制削除された原文です)。
(9月21日 22:05 追記:)
1回目の投稿で頂いたビーンズさん、ラクゴさん、ヒョウゴさんのコメントは私の投稿とともに削除されてしまったのですが、お気に入りさんがコピペを下さいました。
感謝!です。
(10月4日 10:27 追記:)
コメントを下さった方、ありがとうございました。
同じ悩みを抱える方はかなり少数派のようだと推察いたしました。
だめもとで、成人吃音の解消を目指すコミュニティを立ち上げました。
そちらで、同志とともに前向きに行動をすることで、突破口を探っていきたいと思います。
ペンネーム:サヤカさん
仰るとおり、先頭の母音を省くその方法はとても有効です。
同じ悩みを持ちながら、まだ実践していない人がいたら、ぜひ、トライして欲しいと思います。
私も20代の頃から、その方法で窮地を切り抜けてきたのですが、
職場の後輩に「ハヨウゴザイマス、ハヨウゴザイマス」と口マネされたり、先輩社員から「あなたの言い方おかしくない?」と指摘されたことがまた新たなトラウマとなり、それすらも発音しづらくなりました。
でもあらためて、この方法を実践して頑張っている「同志」がいることをカアコさんから教えて頂き、力づけられました。
私だけじゃない-----------と。
考えてみれば、吃音を揶揄するほうが間違ってますよね。
(必ずしも相手に悪気があったとは言えませんが)
これからは、負い目や不安を感じながらではなく、出来るだけ『堂々と』或いは、開き直って「ハヨウゴザイマス」と言おうと思います。
ここ、重要なポイントですね。
今日は知人に電話をかけ、仕事の電話の練習をさせてもらいました。
職場と違ってほとんどストレスなく話せました。
この疑似体験を重ねることで、失敗の記憶を成功に塗り替え、不安を消し去る作戦です☆-(ゝω・)b。