競売物件に抵当権がついているかどうか

謄本を見ても、素人ではわからないですよ。

競売物件のほとんどは、抵当権がついています。
競売自体が、ほとんどが、担保権（抵当権）の実行による競売の申立てですから。
抵当権がひとつもついていない物件が競売になることはゼロではありませんが、ほぼありません。

抵当権というのは、お金を貸すときに、もし返せなくなったら、競売するために付けるものです。抵当権を付けていないと、競売するためにはまず裁判をして勝たないと競売できませんが、抵当権を付けておけば、裁判所に申し立てすれば競売できますから、住宅ローンでもなんでも、とりあえずお金を貸すときには、抵当権を付けます。

もっとも、抵当権はついていますが、ほとんどの権利関係（抵当権など）は、競売による売却で、消えます。

ただ、抵当権よりも先についている地上権や賃借権、また、賃借権の同意の登記などは、消えません。

競売物件には、裁判所にいわゆる「三点セット」が備えてあります。詳細な資料です。それを見れば、抵当権がいくつついていて、何が消えて、何が消えないかがわかります。

あるいは、謄本を取って、司法書士や法務局の職員に聞いてみてもいいですね。土地と建物の所有者が同一でない場合には、法定地上権が成立することもありますし。たまに、裁判所の方も勘違いをしていて、消えない予告登記を消えると思っていたりしますので。

はい　不動産登記に関する情報はだれでも閲覧する事か出来ます。

?当該不動産を管轄する法務局に出向いて全部証明を取得する
　法務局の管轄はこちらで確認して下さい。
　　http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/　

?もし遠隔地の管轄であればネットで照会することも出来ます。
　登記情報サービス　：　http://www1.touki.or.jp/

大雑把な回答ですが上記のURLで確認して、調べて下さい。