私は社会人になって、座右の銘とか、モットーとか、短い言葉を、信条に、生きてきました。一つの心の拠り所みたいなものです。妻同様、結構支えになりました。最初は「努力は裏切らない」、大きくは外れなかった。しかし、最初の左遷時には、人生、基本に戻れば、至る所に青山ありと、又、勉強勉強努力努力と気を取り直して、何とか定年、人生振り返れば、よくここまで来たものだと、概ね満足し、リタイヤー後の、座右の銘は、「日日是好日」、多くの人が使っていると思います。実は、結婚したとき、妻の父、義父が、自筆で書いてくれた額が、ある日、押し入れから出て来たのです。もらった時は意味も解らず、数年は飾っていましたが、自然に押し入れのゴミになっていました。リタイヤした直後、そうだ、これからはこの言葉を座右の銘にしようと決めました。
私が理解した意味は、毎日毎日、良かった一日だと寝れることが一番。その為には、今日できることは今日行動し、したいことは、即行動する。
年齢、体力とも、諸行無常、明日は充てになりません。今できなくて何時できるです。別な言い方では、「きょういく」、今日何する、今日何処行くです。現役時代以上に、積極的になりました。好きなことばかりですが。この様に、銘とかの信条は、自分の脳を騙してくれます。自分で自分を洗脳するのに役たっていると思います。参考になったでしょうか。