（写真）日中シンクロ

ストロボ撮影で気になるのが、影の出方です。ストロボの強弱や距離、方向、背景までの距離によって、影の出方も違ってきます。縦位置の撮影では、右手を上に構えるか下に構えるかで影の方向も変わります。

日中シンクロで人物もハッキリと、

背景との明暗差が大きく、露出補正だけではカバーしきれない時はストロボを使う事で問題解決です。露出は背景に合わせ、手前の被写体はストロボの光で補います

ストロボは非常に短い時間だけ光るため、動きのある被写体を止まっているように撮影できます。なお、一眼レフではシャッター幕が全開するシャッター速度でないと、画面の上下が暗く写ってしまいます。ストロボを使ったときに全画面がきちんと写る最速のシャッター速度を同調速度といいます。
高速シャッターでも、ハイスピードシンクロが利用できるのもあります。ストロボの光らせ方を工夫して同調速度よりも速いシャッターを切れる仕組みです。水滴などの一瞬の様子を写しとめたいたきや、ストロボ使用時に背景をボカしたい時に役立ちます。

ストロボをうまく使うためには、背景と被写体に当たる光を別に考え、背景を落としめに、被写体は適正になるように、ストロボ光を調整することです。自動調光をする場合は、カメラ側の露出補正機能で明るさを変えます。F値はそのままでも露出補正ボタンを動かすことで、シャッタースピードが変わり、光量が調節できます。また意図的に高速シャッターを切ることで、絞りを開放にして、背景をボカす効果が得られます。

目にキャッチライトが入り
ポートレートや動物が生き生きする。

ただし
ストロボは弱く当てる

モデル　マイナス2〜4段
動物　人より弱く

正しアップの高精細ではいらない。

　写真はＰＣが壊れているのでｊｐｇ
撮って出し

日中シンクロを使うメリット、

写真に動きを出したり、静止させたりする効果が大きいことです。
ストロボ光により、多重露光のようにブレた画像効果をつくる事もできます。この効果はさらにシャッタースピードを遅くすることで「スローシンクロ」というテクニックになります。
また、高速シャッターにより、動きを止めることが可能です。

さらに光と影のコントラストが強すぎる場合、また白い被写体や黒い被写体を撮る際にも、ストロボ光によって、全体の光をバランスよく調整することができます。ストロボ光を補助光として使うことで、大幅な露出補正をせずに、白は白く、黒は黒くニュートラルに撮ることができます。