12年間飼っていた、愛猫でしたが、
目のしゅん幕に異常が出てきて、
軽い気持ちで病院へ行きました。
始めの内は、目薬とかで治る物と思いながら
治療していましたが、一向によくならないので、
レントゲンや、CT,MRIなど調べると、
顎の奥に腫瘍があるとの事でした。
その時は、何が何でも直したいと思う気持ちが一杯で、腫瘍が良性か悪性化の検査をすることになりました。
口の奥を切開し、細胞を取りましたが、
悪性と言うことで、色々考えた末、
それ以上の治療は無理と言う結果になりました。
帰ってきた仔は、ものすごく怖がりの仔でしたので、
よほどの恐怖からか、
全く違う性格になっていました。
口の奥を切ったため、口は大きく開かず、
よだれが止まりません。
ただひとつの楽しみだった、
食事さえ出来なくなり、スポイドを使っての、
少しの流動食しか食べれません。
ほとんど喉に入らないため、
日に日に衰弱して行き、
2週間ほどで亡くなりました。
その結果得た物は、過剰な検査、過剰な治療は、
動物のためには、決して良いことでは無いと悟りました。
他にも仔がいますので、
今後何かがあっても、
過剰な検査、
過剰は治療は、絶対にしないと誓い、
諦める事も大事と悟りました。
自分の間違った解釈のために、
怖い思い、痛い思い、食べたいのに食べれない、
をさせたことに、未だに後悔しています。