胃癌の抗がん治療について

症状が同じようでも、治療方法は医師によって異なりますし、治療効果、副作用等も人それぞれです。
またご本人の健康状態・体力･気力が、長期間の苦しい治療や、長時間の手術に耐え得るものであるかどうかも重要な要素となります。
更に転移部分の臓器が何処なのか、どんな状態であるのかも手術が行えるかどうかを大きく左右する要素です。

小生も胃だけでなく、他臓器に転移（転移部分はお赦しください）が見られるとの診断を受けましたが、主治医と執刀医の判断で、胃の全摘出と他臓器転移部分の癌細胞摘出を同時に行う手術を受けました。

主治医と執刀医がその判断をされたのは、小生（手術時６８歳）が定年（６５歳）の前の５５歳から市民マラソンに毎年参加し、日々そのためのトレーニングをしていたことで長時間の手術に耐え得る健康体で、体力と気力も充分であるとのことから決断されたと仰っていました。

経験談は参考にもなるかも知れませんが、健康・体力･気力の度合いは人それぞれですので・・・・・
加えて主治医、執刀医の年齢･経験、病院のスタッフの充実度、手術関連施設・設備などでも変わってきますから・・・・・

主治医を信じられないのであればセカンドオピニオンをお勧めします。
また主治医は信頼しているが、治療法について疑問があるのであれば、腹を割って正直に主治医ととことん相談されることをお勧めします。