日本はスポーツ大国になれるのでしょうか

なぜ、日本はスポーツ「大国」にならねばならないのでしょう？

体格もどちらかと言えば貧弱の部類ですし、
運動神経も超人クラスの出現頻度が人口の多寡に比例するとすれば、
人口小国の日本が世界平均を上回るハズもありませんね。

それとも、スポーツ根性論の精神主義でスポーツ大国を目指し、
ナショナリズムを喚起すべき…とのお立場でしょうか。

いやあ、
「二位ではいけないんでしょうか？」云々に近くなってしましましたね。

中国・アメリカ・ソビエトなどなどの国と、国土面積・人口・体格差・育成資金等々の比較から考察すれば、今でも立派な世界有数のスポーツ大国ですよ。

また、江戸幕府の鎖国政策から解放されてたかだか１５０年しか経っていないにも拘らず、西欧先進国に経済･科学･技術・文化等各分野で急激に追いつき追い越すべく努力してきた国民性は、世界各国の模範として大いに評価されてきたところです。

しかしながら、先の大戦で焦土化した敗戦国から立ち直るために要した努力も、戦後７０年を経過した今、ようやく世界レベルに達し、あるいは達しつつあると考える。
なお、批判が少なからずあるものの、他国からの協力者や他国からの帰化国民の協力･参加も得ながら、更なるスポーツ大国を目指す努力がされていると考察する。

ただ、島国であるが故に、単一（諸外国との比較）民族国家が長く続いたが故に、勝ちに対する意識、貪欲さ、表現、ハングリー精神等々が諸外国と比べると低かったが、最近では「有言実行」の「勝ちに対する貪欲さ」を持つ若い世代が増加しつつあることは、期待するに値するところと確信しているところである。