買収間近のシャープ？？？？？

上がるか下がるか？は、神様しかわかりません。神様しかわからないことを聞かれても、誰も答える事はできないでしょう。もし、ここで聞いて売買を決定する気なら、そんな投資はおよしなさい。資金を喪失して、家屋敷も売り払う事になります。

過日、ここで投資信託を買うべきか・・・と聞いていた人がいましたが、自分で判断できない人は証券屋のカモにされるだけです。証券会社は顧客を生かさず殺さず手玉に取り、手数料をガッポリ儲けるのが仕事です。

シャープの一株資産は１５年３月期で１８円、理論株価７５円ですから、いまの株価は割高です。この前、倒産するかも・・・と言われても１００円を割らなかったのは、人気株の証拠だと思います。おそらく鴻海の手に渡ったら、平均給与７５０万円は減俸されそうだし、４０歳以上は解雇されそうです。そんなリストラは日本企業に出来ませんので、鴻海の郭社長に期待したいところです。

ですが、鴻海はシャープの財務内容に懐疑的で、契約の延期を申し入れたのは契約を断念するのか、駆引きで更なる支援を引き出そうと目論むのかはわかりません。メガバンクは、マイナス金利で追加支援の余裕はありません。

とにかく、いまの状態では手が出せませんので、鴻海の買収が決定してから買っても遅くないと思います。日本の家電メーカーの時代は終わっていますので、ほかに目を向けられた方がいいのではないでしょうか。

ホンハイが第三者割り当て増資を幾ら（118円で決定なのかどうか）で何株受けるかによりますが、発行株数は増えるのは間違いないので、希薄化はしますね。
ただ、銀行の債務免除や金利減免など未だに未確定な部分も多く、ホンハイがどのような救済策で契約するか余談を許しません。
ご破算になる可能性だってあります。そうなれば一気に更正法適用になるでしょう。