北朝鮮からのミサイルを、なぜ撃墜してしまわないのでしょうか?
北朝鮮から日本に向けてミサイルが発射されました。
今回のミサイルが今までのミサイルと少し違ったのは、初めて日本の排他的経済水域内へ着弾しましたし、もう少し距離が伸びれば日本本土(秋田県)へだって着弾していたかもしれない点です。
そこで、疑問に思うのは
「なぜイージス艦で撃墜してしまわなかったのでしょう?」
ということです。
安倍政権は北朝鮮からのミサイルに「破壊処置命令」を出していたはずですし、日本はアメリカに次ぐ数のイージス艦隊を自衛隊に配備していますから最新鋭のミサイル防衛システムをもっているはずですね。
イージス艦は当初、アメリカが自国の強力な空母艦隊を守るために開発されたました。
そのため、敵からのミサイル攻撃や航空機からの攻撃を、強力なレーダーと高度な情報処理・射撃指揮システムにより、200を超える目標を追尾し、その中の10個以上の目標を同時攻撃する能力を持つと言われています。
そんなイージス艦を8隻も保有して、日本海にも配備し、北朝鮮などからの攻撃に備えていたはずです。
今回の様に
明らかに日本領空・領海に向かって飛んでくる北朝鮮のミサイルというのは、日本国民の命と安全を脅かす存在なわけですから、直ちに破壊するのが当然と思えるのですが
どうして破壊(撃墜)してしまわなかったのでしょうね?
とても不思議です。
敵対する国から飛んでくる危険なミサイルに対しては、自国に着弾してしまってから騒いでも遅いと思うのですが・・・・・
どうしてなんでしょうか?御存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけますでしょうか。
ペンネーム:オシエテさん
>防衛予算の関係で常時のミサイル防衛を怠っていた結果の事件である。<
日本の年間防衛費は約5兆円もあって、アメリカ合衆国、中華人民共和国、フランス、イギリス、ロシアに次いで世界第6位です。
しかも、他の諸外国と違って海外派兵や海外での戦闘を行わない日本、また核兵器の開発も装備も行わない日本は、そのための装備や訓練にもお金が掛かりませんから、
世界の軍隊に比べると特殊ですし
小さな国土を守るために専守防衛だけを目的としている軍隊としては破格とも言ってよいほどの「たくさんの防衛費」を持っているのが日本の自衛隊です。
なので、ミサイル防衛の軍備としては世界最先端で超高価なイージス艦を日本海に何隻も配備しています。
ミサイル防衛の為に、こんなにイージス艦を保有しているのはアメリカ以外では日本が世界一です。
なのに、北朝鮮から自国に向かって飛んでくるたった一発のミサイルに何もしない(出来ない)のでは、宝の持ち腐れというか防衛費のムダ使いですね。
敵対する隣国から、突然、自国の領海や領土、または軍艦などにミサイルを打ち込まれた場合に対処するために高価なイージス艦を揃えているのですし
今回の様な、突然の事態に対応して国民を守れない様な防衛力に、血税を毎年5兆円もつぎ込んでいるとしたら・・・・・・・・間抜けな話ってことになってしまいますよね。