東京オリンピックが決まったのに、会場の建設と予算は決まっていなかったのですか。

森の爺さん、テレビ等でこれだけハッキリ高額費用じゃなきゃダメと意思表示してるんだから、いっその事　利権の部分だけ公表したらどうかな？
とっくに国民にバレちゃってる事だしよ！。
ざっと半分位いくんじゃないの～？！！。

２０２０東京五輪！　　何でこんな大きな事が簡単に決まってしまったのか？！
民意もなにも関係なく決められて、一庶民は何処に怒ればいいのかと日々口惜しさに耐えてるだけです。
金の癒着、　目に見えてるのに堂々としてる事が許されない！。

まあ、オリンピック招致の時はどこの国も適当な見積もりで出すようです。開催が決まって、やっと見積もりを取るので…。予算が決まるのは、開催が決まってかららしい。

招致を決めたときの知事は当然辞めてるので、後任の人が責任とるのが日本式かな？

国立競技場は、国のものだから国が建てるのが本筋だし、他の施設も常設のものは建設国債など活用して、国費と都の税金で建てるのが本筋かな？

根回しや、ごり押しで権力は使うけど、お金は使わない主義ですから。

都民の皆さん、ぜひ、森家の資産を利用させるようにして、
都や国のお金は最小限にするようにしてください。

「既存施設の活用なんてとんでもない」というのが関係者の正直な気持ちです。
「そんなことしたら美味しいところが無くなってしまうじゃないか」森組織委員長は言いたいのでしょう。
国立競技場だって改修で十分使えるという意見だってあったし、横浜アリーナ、戸田のボート競技場、埼玉・千葉・神奈川の隣接地に大型スポーツ施設は腐るほどあります。既存施設を活用しての予算削減はやる気さえあれば十分可能です。

こんな数字があります。

　　　　　　　　　　　運営経費　　　インフラ整備
1964年東京ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ　　265億円　　　　9,608億円
1972年冬季札幌”　　　203億円　　　　1,994億円
1998年冬季長野　　 2,502億円 12,910億円

東京都が名乗りを上げたときは運営経費7千億円台の見込み予算でしたが昨日のニュースではかなり絞り込んだという予算が1兆6千億～8千億と4者協議の場で初めて示されました（これも上限２兆円と言われた金額を次々回開催立候補都市が減ることを恐れたＩＯＣの意向で根拠もなくデｲスプレイ予算として出したものではないかと言われています）　オリンピックを誘致したい勢力は運営経費などは他人腹頼り（組織委員会は放映権料とチケット代の5千億しか出さない）ですから経費などいくら膨らんでも痛くも痒くもありません、膨らめば利権の余地が増えるだけです。

しかし本当の利権は運営費などではなく、関連するインフラ整備事業と称する公共事業です。オリンピックという錦の御旗が有れば、普通は通しにくい予算も通ってしまうからです。1964年の東京オリンピックでは東海道新幹線・首都高速道路などが建てられ、札幌では地下鉄、長野では長野新幹線、山岳道路等が大規模事業として巨費を短期間に投入して完成させました。政治家や企業にとってはめったには出来ない美味しい仕事の種がオリンピックなんです。

防衛省予算が26万人の給与、一年間の運営経費、兵器・艦船・航空機（いずれも高額）調達費等すべてを入れても5兆円なのに、わずか2週間のイベントに1兆8千億円（間違いなく実際は2兆円を越すと言われていますが・・・）をつぎ込む事がいかに異常なのかは歴然ですね。
イタリアでは新たに当選したローマの女性市長が東京の次のオリンピック候補地には立候補しないと決めました。これは1960年のローマオリンピック時のローマ市の負債を今なお返済中との経緯も踏まえての事ですが、現在のオリンピックの在り方が開催都市にとってあらゆる面でプラスにはならないとの認識から出たものだと思います。

スポーツを通じた国際交流・相互理解・平和の美名に隠された本質を国民もきちんと見抜かなくてはだめですね。そういう意味では商業化され、利権の巣窟のようになってしまったＩＯＣやオリンピック大会の在り方や運営の変革を求める声を高める必要があるのではないでしょうか。