わたしが中国で仕事をしていていつも感じるのは中国が猛烈な競争社会であることです。 これが中国という国のあり方、人の性格形成に大きく影響していると思えてなりません。 日常のあらゆる場面で競争があります。 切符を買う、電車に乗る、エレベーターに乗る。 こんな日常的な行動をする際も人を押しのけて少しでも前に出ようとする。
そのために自己主張が強くなければ生き残れないのです。 遠慮とか、マナーとかいっていると永遠に春節前の故郷に向かうバスの切符は買えませし永遠に始業時間前のエレベーターには乗れません。
他人との駆け引きにおいて手段を問わず先ずは完全勝利を目指すところから交渉を始めます。
完全に結果主義で成果の尺度はお金で測る傾向が極端に強く出ます。 顧客満足を高め良い仕事をしていれば結果は後からついて来るとは考えません。 今いくら利益が出ているかが重要なのです。
身内は全面的に信頼するが他人競争相手なので先ず疑ってかかります。
まだまだ例はありますがこの競争社会で鍛えられてきた中国人のエリートが中国政府、企業の幹部になっているのですから、和をもって良しとするわが国の政府、国民が違和感を覚えるのは当然のことです。 逆にアメリカ人には理解しやすいようです。
西側の尺度で見ると、ルールを無視したり、マナーが悪い人も多いのは事実で、中国人自身も問題意識持ってます。 しかしそれ以上に強烈な向上心を持った優秀な人材も驚くほど多いのも事実です。 うらやましく思うのは彼らが中国と言う国を誇りに思い、国家の成長に自信を持ってることです。
日本の最大の貿易相手国となった中国。 中国とのビジネスの成長無しに日本の成長もありません。 われわれもこの中国人の特性を理解し、尊重し、補い合って国同士、人同士が付き合って行くしかないと考え、いつも行動しています。
良かったら私のマイページの写真をご覧ください。 上海では珍しい青空の下、ジンマオタワーと、森ビルが並立して建っています。 同じ高さに見えますが森のほうが控えめながら背が高くスマートです。 でも地下鉄出口から見るとジンマオの方がピカピカと立派に見えます。 森ビルも上手く中国と付き合う術を心得てるなと感心しました。
ペンネーム:質問者 (匿名希望)さん
これは 日常ちゃはんじですね、身内 親戚は信頼する、そう見たいですね、
上海の 森ビルさん あれだけの ビルなのに ひっそりと 中国との
付き合い 心得ている? なるほど ですね、
有り難う御座います、此れからの 中国生活に 大変役立つと思います。
ペンネーム:回答者 (匿名希望)さん
コメントはこうあるべきだというお手本。
私も勉強しなければ・・・